良い完璧主義と悪い完璧主義
最近、芸能人の悲しいニュースが多いので、今回、創作に関しての完璧主義について考えてみました。
この言葉。ストイックな作家さんにとっては、どちらかというとネガティブな印象を持つかもしれません。
不適応な完璧主義は ...
ブレを最小化させる
ストーリーを作る内に、だんだん筋が変わってきちゃうんですよね。
力の出し方を誤ると、やっぱりブレます。どこかで迷います。
創作あるある話ですね。
ボクはその罠で、何度も脱線・頓挫して痛い目に会いまし ...
ストーリーは感情移入!映画は体感させるもの
当前ですが、スタジオジブリ映画は、小説でも漫画でもなく、映像と音楽の分野における総合芸術です。
このようないい方は失礼かもしれませんが、ぶっちゃけ物語がなくても秀逸なアニメーションや綺麗な音楽や声優でごまかせるんです。(あ ...
結末を予測させないコツ(クライマックス編)
結末を予測させないコツのシリーズは、以前にアップしたオープニング編があります。
物語の序盤で読者から結末を予測させないためのコツを紹介してますので、ご興味があれば、そちらもご覧ください。
本記事では、物語の山場 ...
蓄えたアイデアを有機的につないで、必要な時に引き出すコツ
面白いストーリーを描き続けられる人は、探究心が強いことと、想像力や発想力が豊富です。特に物事を鵜呑みにしないで思考する習慣も兼ね備えています。
そもそもアイデアを出す人(アイデアマン)の脳の構 ...
『半沢直樹2』1~4の物語の解剖分析
本日は、日曜ドラマ劇場『半沢直樹2』についてです。
ちなみにボクは、大河ドラマ以外、あんまり見ない方なんですけど、このドラマだけは毎週欠かさず見たいと思える作品です。
2013年に半沢直樹パート1〝やられたらや ...
ストーリーメッセージの大切さ
何か物足りない。しっくりこない、というより心に響かない。物語を書きながらよくわからないけど、とにかく納得がいかなくてモヤモヤする。今日は、そのモヤモヤの正体について突っ込んだ根っこの部分をお話しをしていきますね。
物語に物 ...
着想で迷った時にする事(進行中)
あなたが今、創作中の作品についてお話します。
主人公には目的があり、創作前の3つの決め事の中の③どのように?という、結果と結末に向かって、物語が組まれているはずです。
あなたの、その突発的で奇抜な着想が、
オープニングの作り方
オープニング作りは、絵コンテを書くような感じで、一つ一つのシーンを描写して、読者が自然に話について来れるか?がポイントです。
具体的には
①キャラクターの動機が分かるように描く
②キャラクターが、葛藤、 ...
ストーリーのパーツとパート
いつも創作お疲れ様です。
以前、ストーリーの分割で概要をお伝えしましたが、もう少し、具体的に物語づくりのコツについて触れていきますね。
コツというのは、パーツ(節)と、パート(章)の違いを明確にすることで、物語 ...
キャラクターの劣化現象にご注意
無駄なトラウマ、無駄な性格、無駄な能力・・・キャラにインパクトを与えたいがために、どんどん設定を不自然につぎ込んでしまう。中国の故事〝蛇足〟にありますようにキャラの本来の価値を失ってないでしょうか?
ボクは、これをキャラク ...
トラップ・シチュエーションの作り方
トラップ・シチュエーションとは、
主人公の目的(ゴール)に向かう過程で起きた出来事、あるいは問題にさらされた状況、落とし穴にはまることを意味します。
トラップ=罠
+
シチュエーション=事態 ...
ストーリーの伏線
伏線とは終盤のどんでん返しで、つじつまが合うように、物語の節々にある場面(シーン)のことです。
「伏線を貼る」ってよく聞いたことがあるかと思いますが、具体的にどのように伏線を貼りますか?
頓挫させない方法と対策
頓挫した作品ってありますか?アイデア段階ならまだしも、途中下車は、もったいないですよね。だって、莫大な時間と労力を投入したわけですから。
ざっくり結論を申し上げますと、頓挫させない方法と対策は、
・長編を避ける ...
長編ストーリーのメリットとデメリット
結論から申し上げると
①デメリット→作家も読者も長く続かない
②メリット→アウトプットの練習、ネタストックになる
小説・漫画・脚本を問わず、作品単体には必ず、短編タイプと長編タイプがありますよね。
アイデア出しは非論理的に!アイデアまとめは論理的に!
物語のアイデアが思い浮かばない、何を書いていいかわからない時、いつもどうされてますか?
思い浮かぶまで待ちますか?
いえいえ。時間がもったいないです。笑
何もしないより、何でもいいから単語一つでも書 ...
途中で描けなくなって創作をやめてしてしまう理由
いつも創作お疲れ様です。
途中まで描ききった作品、企画されたけど創作をやめてしまった作品はありますか?
頓挫して時間が経過した作品があれば、この機会にもう一度考え直していただけると嬉しいです。
ボク ...
脇役キャラクターをうまく使いこなす
脇役とは雑魚キャラとも呼べます。
はい。雑魚という言葉は、ちょっと敵意を感じさせてしまいますので、エキストラ役とも呼べます。
主人公の目的と関係するキャラなら、サブキャラですが
どんでん返し
〝物語はどんでん返し〟から作りなさいとよく教えられてきました。
はじめに断っておきますが、どんでん返しというのは、クライマックスとは別ですよ。
どんでん返しは、クライマックスの一部分です。
クライマ ...
わかりやすく複雑にする
ボクが推奨する作品づくりは、単純且つ面白さを追求することです。
あくの強いキャラはインパクトがある
以前、強い主人公の作り方でご紹介しましたように、あなたの生き方や考え方、あるいは生きる術や哲学があれば、決め台詞は、たやすく思い浮かびます、と申し上げました。
つまり、強い主人公とは
①あなたが独創性の高い哲学 ...
物語をどうまとめたらよいか、わからなくなった時
今、あなたが制作途中のストーリーをまとめられない箇所というのは、ファイナルステージではないでしょうか?(ボクの憶測ですが、間違ってい
勢いがある内に描いた方がいい?
何かヒントをキャッチして、良いストーリーが浮かんで、そこから色々アイデアがひらめいて無我夢中になって、上昇し続けるのではないかと思いきや、嘘のようにモチベーションを失ってしまった。
そんなことが一度や二度ではなく、まるで波 ...
出発点はあなた自身
ボクはこれまで、ストーリー作りやアイデアの本質と、オリジナリティーを出すための一つの方法を紹介させていただきました。
何度でも繰り返し申し上げます。
①誰? ②何故? ③どのように。
小説でも漫画で ...
AI時代に生き残る作家とは②
AI作家が人間の創造性を超えられない理由の一つとして・・・AIという実態が、個人の芸術的創造やセンスでなく、統計データであり人間のような意志は存在しないということを、前回で解説させていただきました。
関連記事:AI時代に生 ...
作っていけない主人公
どうしたら、魅力的な主人公が描けるのか?すごく悩みますよね。書いている途中で「あれ?」ってなってしまいます。
やっぱり物語の中心は主人公だ!とわかっていながら、なかなか良い感じの主人公が作れない。描けない!表現できない!
ダメ押しとダメ出しの違い
自分に厳しく、ストイックな作家さんは、自分の決めたルールに100%守ります。
ひたむきに努力する姿は作家ポリシーがあり、忍耐強さがありボクは憧れています。
ですが・・・
これもダメ!あれもダメ!全部 ...
作風は無難な路線でいいの?
世の中にはいろいろな作品がありますよね。
血みどろでギトギトしたもの、思わず目を背けてしまうような残虐シーン、例えば猟奇殺人とかエログロなど。
インパクトがあって注目されるじゃないですか。
まぁ、個 ...
メインストーリーとサブストーリー
あまり聞き慣れない言葉かと思いますが、メインストーリーと、サブストーリーを一つの〝木〟に例えると・・・
メインストーリーは〝幹〟
サブストーリーは〝枝〟
とお考え下さい。
まず、この大枠を知 ...
舞台設定の3つのポイント
作り手として舞台設定をまとめていく上で、以下の3つがポイントになると思います。
①この世界で何が起こっているのか(起きようとしているのか)
②この世界で誰がどのように解決していくのか
③解決するためにどのよ ...