集中力を高める方法
作品の作業が思うように進められず時間がどんどん過ぎていく。
集中してやろうと思っていたけど、違うことや関係ないことをはじめていた。
何から手をつけたらいいか分からず、なかなか始められない。
まだ自分は本気じゃないだけで、やる気がでるまで待つしかないか・・・
・・・なんてことは、しょっちゅうですよね?
関連記事:やりたくても創作できない時の処方箋
早速ですが、集中力が続かない時の有効なメソッドをご紹介します。
「いやいや自分は集中力がある!」と信じている方にもおすすめしています。
意外と作業をしながら他のことを考えて疲弊していることが多いからです。
日常生活の中で、ほっておいても頭の中に入ってくる情報(スマホやテレビやその他、雑多な諸事情やアクシデント)が満ち溢れています。
その情報処理に追われていたり、囲まれている状況下で、作品を創作する集中力を高めていくには至難の業だと思うんですよ。
そこでもし、あなたが作家デューしたり、お客様からお仕事をいただいて、いついつまでに原稿を仕上げなくてはいけない!っていうノルマが与えられた・・・で、ないにしてもですよ。
ほとんどの取り組みには期限が設けられてます。
そう。決められた時間内にいかに成果を出すか?
それには、集中力を長時間保つことが肝心要になります。
習慣化しておけば越したことはありませんが、気を張らなくても大丈夫。
実はですね。
集中力を高められる簡単な方法があります。
ユーチューバーで有名なメンタリストDaigoさんもおすすめしている、ポモドーロ・テクニックってご存じでしょうか?
キッチンタイマーさえあれば、誰でもできます。
名無しくん
キッチンタイマー?
はい。手持ちのスマホのタイマーでもいいですしポロモードアプリも出てますよ。
このメソッドを開発したのは、起業家&作家でもあるフランチェスコ・シリロ氏です。
例えば、
・小説の本文の誤字脱字チェック
・資料の整理
・漫画のコマ割り
・ペン入れ
長時間で、地味(丹念な流れ作業)には適しています。
タスクを25分刻みで、作業を進めればかなりの集中力を高められますよ。
やり方
25分作業→5分休憩(1ラウンド)
25分作業→5分休憩(2ラウンド)
25分作業→5分休憩(3ラウンド)
25分作業→5分休憩(4ラウンド)
↓
4ラウンド終われば、少し長めの休憩(15〜25分)
再び、4ラウンドスタート(繰り返し)
人との会話も2時間を越すと、だんだん集中力がきれて呂律がまわらなくなるじゃないですか。あと、アニメの番組も30分刻みですよね。
開発者シリロさんはそこに目をつけたのではないかなと勝手に憶測しています。
名無しくん
確かにアニメ30分はよい区切りですね、試してみようかな・・・
はい。是非、試してみてください!
もちろんボクもやってみましたが、3ラウンドやってかなり集中して作業がすすみましたよ。
4ラウンド目はヘタりましたが。笑
やってみて気がついたのは、心理的に20〜25分あたりになると「よっしゃああ!調子が出てきた!やるぞおおお!」という心理状態になり、意気込んでいる自分をストップさせて5分休ませます。
やっと火がついて、やりたくてしょうがなくてウズウズしてきます。
馬に例えると、にんじんを棒につるし走らせている状態。笑
休憩の5分を切ったら勢いよく再スタート!
猛烈にダッシュして気がつけば作業に集中しています。
集中力というより弾力かもしれません。
注意すべき点は、タスクをたくさんこなした分、脳に負担がかりますので、あれもこれもと欲張らない方がいいかもしれません。
このメソッドは、集中力を高め、創作作業の能率をアップさせることが目的ですので、厳密に時間を守らなくてもよいかもです。
特にクリエイティブな仕事は、突破口(最初のとっかかり)に穴を開ける強力なメソッドだと思います。
コツ、今日はここからここまでやる!とあらかじめ設定することだと思います。
個人差にもよりますが、
平日は夜1時間(2ラウンド)
休日は、午前中は1時間(2ラウンド)
昼下がりが2時間(4ラウンド)
夕食後、1時間(2ラウンド)
をオススメします。
あなたの創作を応援してます。
最近のコメント