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誰?の決め方のコツ(主人公)

2019年6月5日

こんにちは!今回は、物語の出発点とも言える「主人公の決め方」について、わかりやすく楽しく解説していきますよ。

誰って?もちろん“主人公”のことなんです。

最近は、アイドルみたいなキャラが複数主人公だったり、チーム制の作品もよく見かけます。でもですね、初心者向けストーリー作りのコツとしては、まず「主人公は一人」にするのがオススメなんですよ。

(いきなり5人主人公とかにすると、収拾つかなくて大爆発しますよ)

では、結論からいきますね。

主人公は、“あなたの一部分”をヒントにする!

イケメン、最強、魔法使い、異世界転生⋯そんな設定も魅力なんですけど、自分がモデル?え、無理ゲーじゃない?って感じですよね。

「すぐにネタが尽きそう」と不安なあなた!大丈夫です!魅力的な主人公づくりにはちゃんと道筋があるんですよ。

小説を書くためのストーリー構成でも、まず土台になる主人公がしっかりしてないと、物語がふわっとしてしまいますからね。

では突然ですが、名言タイム!

事実は小説より奇なり

英国詩人バイロンより

これはですね、空想よりも現実の方が面白いってこと。というわけで、主人公を描く時は、あなた自身の体験や思い出が強力な武器になるんです。

弱点を見つけよう!

魅力的な主人公の特徴って何だと思いますか?

そう、実は“弱さ”なんですよ!

イケメンでも天才でも、内面に弱さや欠点があるからこそ、読者は共感できるんです。

例えば、ヒーローが完璧すぎたらつまらないですよね? (全部解決できるなら作家のボクたち出番ないじゃんって話ですよ)

つまり、

あなた自身の“失敗経験”をもとに、主人公の欠点を設定してみましょう。

これは、漫画のストーリーを考えるためのヒントとしても超重要ですよ。いや、あなたの失敗をそのまま漫画にするんじゃないですよ?(流石にそれはわかりますよね?)

失敗した時の強烈なシュチュエーション感情(喜び、信頼、恐れ、驚き、悲しみ、嫌悪、怒り、期待)を思い出し物語の材料にするのです。

ボクの場合、中学時代に告白して玉砕した話を元に、シャイだけど真っ直ぐなキャラを作ったことがあります。 (その時のあだ名?『失恋先輩』です⋯涙)

そんな経験こそが、リアルな感情としてキャラクターに命を吹き込んでくれるんですよ。

ラスボス=自分の弱さ?

物語にはラスボス的存在が欠かせません。

でもですね、この“ラスボス”って、ただの悪役じゃないんです。

実は“あなたの弱さの象徴”ともいえる存在なんですよ。

例えば、主人公が「自分には価値がない」と思っているなら、ラスボスは「お前に世界を救う資格はない」と言ってくる存在だったりします。

それを乗り越えることで、成長と感動が生まれるんですね。

この構造は、脚本家志望のための創作テクニックとしても押さえておきたいところ!

共感は最大の武器

読者に響くキャラって、結局どんな人かというと「共感できる人」なんですよ。

つまり、読者自身の「あるある」と重なる部分を持っていることが大事なんです。

・失恋したことがある
・失敗して泣いた夜がある
・友達に裏切られた
・夢をあきらめた

こうした体験をキャラクターに反映させると、めちゃくちゃリアルになります。 (ボクの黒歴史が活きるとは思わなかったぜ)

短所を長所にひっくりかえそう!

ここでオススメなのが、「短所をひっくり返して、長所にする」方法!

これはキャラクター設定の重要性と方法のひとつとして、とても使える手法なんですよ。

例えば、
・根暗キャラ → 実は冷静で観察力がある
・おっちょこちょい → 明るくてポジティブ
・人見知り → 誠実で慎重

このひっくりかえ作業をやると、キャラの深みと魅力がぐっと増しますよ。

さらに、過去のあなたに優しくアドバイスを送ると、セリフのアイデアにもなります。

あなた:「そんなに無理して笑わなくていいよ」
あなた:「今のままでも十分頑張ってるよ」

こういう浮き出た言葉が、物語の中でヒロインや親友のセリフになることもあります。

価値観を知る=芯が通る

主人公の“価値観”を明確にしておくことが大切です。

価値観っていうのは、物事の判断基準のことですね。

「嘘をつかない」
「誰かを守りたい」
「自由に生きたい」

など、これが行動の動機になります。

あなた自身がどんな価値観を持ってるか、自分でも一度考えてみてくださいね。

(ボクは“なるべく笑いを忘れない”がテーマです⋯たぶん)

価値観がわかっていれば、主人公の行動に一貫性が出ますし、物語の中でブレにくくなります。

まとめます!

◎主人公はあなたの一部分でOK!
◎ネタは過去の失敗体験から掘り出す!
◎短所は長所に変換できる!
◎価値観がキャラの芯になる!

このプロセスを知っておくと、物語づくりが一気に楽になりますよ。

創作をしながら、まだ出会ってない“あなた自身”に会えるかもしれません。

あなたの創作を応援してます!

創作前の3つの決め事
(1)誰?の決め方←今ここ
(2)なぜ?の決め方
(3)どのように?の決め方
3つを決めるメリット

次回は、なぜ?の決め方のコツを紹介します。お楽しみに!

最後にちょっとだけボクの作品の失敗作を読んでください

下記は自分とまったく関係のないキャラクターをイメージしたボツ作品です(×o×)↓

主人公が二重人格者の女性キャラです。

闘うと、めちゃめちゃ強いけどお嬢様タイプでお人好し、突然頭が良くなる、といった多重人格キャラです。

ストーリーの根幹となるはずの主人公が、〝自分の分身〟でないのため、ブレて言動がぐちゃぐちゃになり、人格崩壊を起こしました。

自分が思っているほどインパクトは強くなく、すぐにサブキャラに飲み込まれてしまいました。

だから設定をあれこれどんどん付け足していくと雪だるま式になったあげく、キャラ崩壊を防ぐためだけの残念な物語ができあがりました。

気がついたら「何これ?」って感じで精神力体力ともに消耗して見事にオワタ\(^o^)/

次の記事へどうぞ:なぜ?の決め方のコツ

紙にWhy?と書いた字

【解説】「主人公に目的(ゴール)を持たせよう」とよく聞くけれど、具体的にどうやって?という疑問に答える記事です!小学生の夢作文から始まり、自分の体験を物語の芯に育てる方法をやさしく解説!悩めるストーリー初心者にぴったりのガイドになっていますよ!気になったらCHECK!

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