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ストーリー作りはプレゼンテーション

2020年1月27日

プロット作りは、まずアウトライン化からはじめます。

「アウトライン化?」

はい。アウトライン化とは、章(チャプター)節(セクション)項(ターム)など、文章レベルに応じて階層化された状態で、全体の流れや構成が整理された状態のことです。

1章タイトル←レベル1
 ├1.1節タイトル←レベル2
 │├1.11項タイトル←レベル3
 │└1.12項タイトル←レベル3
 └2.1節タイトル←レベル2
  ├2.11項タイトル←レベル3
  └2.12項タイトル←レベ3

↑このようにレベルや階層の分けられている状態ですが、これ、どっかで見たことありませんか?

そうです。本の構成と似てますよね?

ストーリー作り(台本)も同じことがいえます。

学校授業でつかう国語、算数、理科、社会などの教科書の目次のページを見て下さい。

情報がカテゴライズされてますよね?

本を出版する前に、しっかり編集されています。

ですから、教科書を1から最後まで順番に読めば、ある程度頭に入るように設計されているんですよ。そこで、教師の手腕にもよりますが、生徒たちに理解しやすいように時間を割りふって、膨らませたり、省略したり解説(ナビゲーション)しているワケです。

プロの作家さんは、こうした情報の加工を感覚的に行っています。

読者目線で、しかも描いてみたい自分の表現をやってのけてます。

会社のミーティングでも、発表するための準備(資料づくり)や、講演スピーカー、ユーチューバーさんもお話をする前に、これらをあらかじめ整理して準備しています。

つまり、

あなたの伝えたい物語が「きちんと相手に伝わるだろうか?」「何を中心に伝えたえたらよいか?」など与えられた時間内に、どのようなポイントで話を進めるべきかが明確になっているのです。

それを明確にするためにはアウトライン化が必要だということです。

例えば、あなたが考えた物語が、第三者に対して発表するとします。
「この物語は、誰がどうする話です」
「舞台はこんな感じで、このように展開していきます」
「果たして結末はいかに?」

・・・という感じで、筆記開示されたハコ書きや、台本を見返して、興味や関心を引かせることができるでしょうか?

あなたのプレゼンで、続きを知りたいと思わせることができるでしょうか。


名無しくん

んー。かもしれません

〝かも〟ではなく、発表を視聴している側が、
「なんか面白そう!」
「是非、読んでみたいです!」
と声を聞くことができれば、安心して創作作業に入ることができないでしょうか。

物語を説明する筋道を立てて、第三者に解説できるようにしてあれば、きちんと作品が整理(情報整理)されていることになります。

・何を誇張すれば伝わりやすくなるのか?
・何を省けばよいか?
・めだたせるべき内容はどこ?
・めだたせなくてもいい内容は?


↑対比(コントラストをつける)させてみてください。

物語を描く前に、〝アウトライン化してプレゼンテーションする〟という概念をとりいれてみてはいかがでしょうか?

あなたの創作を応援しています。

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