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アイデアのメモが雪だるまになる理由って?

2025年6月9日

今回は、初心者向けストーリー作りのコツ」として、「アイデアやネタのストックがいつの間にかバブル化(=手に負えなくなるほど溜まりすぎる現象)する理由」についてお話しますね。創作をしていると、どんどんメモが溜まっていきますよね。

「これは後で使えるかも…」
「一応とっておこうかな…」
「もしかしたら名作のタネかも…!」

・・わかりますよ、ボクも昔そうでした。メモ帳がどんどん増えて、読み返す時間もないまま“創作の墓場”と化していくんですよね…(たまに謎の暗号みたいなメモも出てきますからね)

でもですね、この「使えそうだけど結局使わないメモ」が増え続ける原因、実はあるんですよ。

モードが切り替えられてない!

一番の原因、それは…

「雑学モード」と「ストーリーモード」の切り替えができていないことなんです。

この2つのモード、あなたはちゃんと意識して使い分けてますか?

では順番に説明しますね。

◆雑学モードって?

これは「なんか面白いことないかな〜」って時のモードです。本屋さんで目的もなく雑誌をペラペラめくったり、テレビでチャンネルをザッピングして「あ、これ面白そう」と思うあの感覚。

いわば“偶然を楽しむモード”ですね。アイデアとの出会いを楽しむ、自由気ままな状態なんですよ。

(例えるなら、旅行先で迷子になったけど「ま、いっか」とノリで知らないカフェに入っちゃうあの感じです)

◆ストーリーモードって?

こっちは“目的があるモード”です。

例えば、あなたが物語を書こうとしていて「この主人公の性格を掘り下げるために、心理学の本を読もう」と思って情報を集めるような状態です。

あるいは、小説を書くためのストーリー構成を意識して、「戦国時代を舞台にするから、当時の衣食住を調べておこう」とかですね。人生設計や進路の情報を探す時と近い感覚なんですよ。

この2つのモード、似てるようで全然違いますよね?

◆モードがごちゃごちゃだとどうなるか?

はい、ここがポイントです。

この2つのモードが混ざってしまうと、メモがどんどん増えていくんですよ!

つまり、「ストーリーを作るためのネタ」なのか、「ただ面白いと思った雑学」なのかを分けずにストックしてしまってるんです。

その結果、使えるネタと使えないネタがごちゃ混ぜになって、結局どれがどれだか分からなくなるんですよね…(冷蔵庫の中に匂いがする正体不明のタッパーみたいな。)

例えるならこんな感じ

例えば、あなたが車好きで「トヨタやホンダに就職したい」と思ってるとしますよね?

でも探してる情報が、車のメーカー情報じゃなくて…

・車種の違い
・タイヤの質
・エンジンの性能比較

・・・だったら、ちょっとズレてますよね?

もちろん、そういう知識も無駄じゃないんですよ。面接で話題になった時に話せることもあるかもしれません。

でもですね、それは“目的のための情報”ではなくて、“ただの知識”なんですよ。

つまり、「使えるかもしれないからストック」してるけど、「何のために必要だったか」が不明確になっちゃってるんです。

雑学モードの落とし穴

雑学モードで得られる情報って、確かに面白いです。

ボクもWikipediaをつい深掘りしちゃって、最終的に「モンゴル相撲のルール」とか「世界で一番短い戦争」とか調べてたことあります(・・・全然ストーリー関係ないやん!)

でもですね、それを創作に生かすには接続詞が必要なんです。

つまり、
「どうしてこの情報が必要なのか?」
「この知識がどんなふうに物語に関係するのか?」を、

自分の中で繋げておかないと、ただの雑学で終わってしまうんですよ。漫画のストーリーを考えるためのヒントにもなりそうな情報でも、つながりを意識しないと“宝の持ち腐れになるんです。

ストーリーの記憶は“夢”と似ている?

ここでちょっと面白い話をしますね。

実は、ストーリーのアイデアって、“夢”に似てるんですよ。

夢って、見た直後は「すごく面白かった気がする!」って思ってても、数分後には忘れちゃうこと多いですよね?

脈絡がなかったり、前後のつながりが薄かったりすると、記憶に残らないんです。

で、ストーリーのメモもまさにこの状態。

「ブツ切れ」「脈絡がない」「時間が経つと意味不明」…そんなメモばかりになってませんか?

それを“面白くて感動的なお話”に変えるって、よく考えたら相当すごいことなんです!

(しかも、恋愛要素も入れて、伏線も貼って、オチも決めるんでしょ?…ねぇ、ボクら何者!?)

どうすればバブル化を防げる?

というわけで、アイデアのメモが雪だるまにならないようにするには…

・雑学モードとストーリーモードを切り分ける
・モードごとにメモ帳を分けるのもアリ(ボクはGoogle ドキュメントでまとめてます)
・「このメモは何のために書いたのか?」をタイトルに書く(「キャラのセリフ候補」「主人公の過去設定」など)
・古いメモを定期的に“精査”してみる(読んで「意味わからん…」と思ったら潔くポイ!)

情報って、多すぎると逆に思考が停止しちゃうんですよ。

頭の中にホコリがたまると、創作も窒息しちゃうんです。

キャラクター設定の重要性と方法を意識する時も、「この情報は誰の性格づけに必要か?」って考えるとぐっと明確になりますよ!

雑多な情報は、決してムダではないんですけど、それを“ストーリー”として昇華するには、一度「これは今、必要な情報なのか?」って立ち止まって考えることが大切なんです。

脚本家志望のための創作テクニックを学ぶうえでも、この情報の仕分け力は大事なんです!

雑学の沼にズブズブ沈んでいく前に、ぜひモードの切り替えを意識してみてくださいね。

あなたの創作を応援してます!

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