「いいアイデアが出ない…」を卒業する!ストーリー作りの最初にやるべきこと

2025年6月14日

「いいアイデアが出ない…」を卒業する!ストーリー作りの最初にやるべきこと

「物語を作りたい!」

そう思って机に向かったものの、

「……で、何を書けばいいんだ?」

となってしまう!

創作をしていると、こんなことありませんか?

アイデアを出そうとすればするほど、頭の中が真っ白になる!

そんなときは、いきなり「いいアイデア」を探すのではなく、まず「どの方向から探すか」を決めてみるのがおすすめです!

今回は、アイデア出しをコーヒーのドリップにたとえながら、その方法を紹介します!

これは、初心者向けストーリー作りのコツとしても使える考え方です!

アイデアを出す目的は「書きたい物語」を形にすること

そもそも、どうしてアイデアを出すのでしょう?

「物語を作りたいから!」

もちろん、それで正解です!

でも、もう少し具体的に考えてみましょう!

アイデアを出す目的は、

頭の中にある「書きたい物語」を、目に見える形にしていくこと!

だと思うんです!

「この話を書きたい!」

という気持ちはある!

でも、

「主人公はどうする?」

「舞台はどこ?」

「どんな出来事を起こす?」

と考えていくと、だんだん迷ってしまう!

最初は熱い気持ちがあったのに、考えているうちに、

「……あれ? 何を書きたかったんだっけ?」

なんてこともあります!

アイデア出しは、頭の中にあるものを外へ出しながら、新しい情報も取り入れていく作業です!

だから、実はけっこう頭を使います!

そこで、ボクはアイデア出しをコーヒーのドリップにたとえて考えています!

アイデア出しは「コーヒーを淹れる」ことに似ている

コーヒーを淹れるときは、

コーヒー豆をフィルターに入れて、

そこへお湯を注ぎます!

すると、豆からエッセンスが抽出されて、一杯のコーヒーになります!

アイデア出しも、これにちょっと似ています!

頭の中にある知識や経験、好きなものなどを材料にして、

そこへ条件を加えたり、組み合わせたりする!

すると、

「自分が作りたい物語のエッセンス」

が少しずつ見えてきます!

ただし、コーヒーも一気にお湯を注げばいいわけではありません!

アイデアも同じです!

「何でもいいから、面白いものを!」

と一気に考えようとすると、かえって迷ってしまいます!

だからこそ、まずはフィルターを用意するのです!

まず「どんなアイデアを探すか」を決める

アイデアを出す前に、

「どの方向で探すのか?」

を決めてみましょう!

これは、コーヒーでいう「フィルター」にあたります!

例えば、
・自分が得意なこと
・自分が好きなこと
・知識がある分野
・興味を持っていること

などです!

つまり、

「とにかく何でもいいから考える」のではなく、「自分が考えやすい方向から探してみる」

ということです!

そのために、まず使ってみたいのが、

「いつ?」と「どこ?」

という2つのフィルターです!

この考え方は、小説を書くためのストーリー構成を考える前の準備としても役立ちます!

いきなり物語全体を組み立てようとするのではなく、まず「どこから考えるか」を決めてみましょう!

「いつ?」を決める

まずは、

「いつの時代の物語にする?」

と考えてみましょう!

大きく分けるなら、

  • 過去
  • 現在
  • 未来

です!

たとえば、

  • 歴史や昔の時代に興味があるなら「過去」!
  • 現代社会や日常生活を描きたいなら「現在」!
  • SFや近未来の世界が好きなら「未来」!

というように、自分が興味を持っている時代を選んでみます!

もちろん、組み合わせてもOKです!

たとえば、

過去+現在

なら、タイムスリップなどの物語が考えられます!

現在+未来

なら、未来から誰かがやって来る物語!

過去+未来

なら、時代をまたいだ壮大な物語!

このように、「いつ」を決めるだけでも、アイデアを探す範囲がかなり絞られます!

「どこ?」を決める

次は、

「どこで物語が起こる?」

です!

例えば、現実世界

  • 日本
  • 学校
  • 職場
  • 家庭
  • 街

など!

空想の世界

  • 異世界
  • 魔法の世界
  • 架空の国
  • 未来の世界

などがあります!

これも、

自分が詳しい場所

や

自分が興味を持っている場所

から選んでみましょう!

「いつ」と「どこ」を決めるだけでも、

「何でもあり」

だった状態から、

「この範囲で考えてみよう」

という状態に変わります!

これが、あなたの「いつ・どこフィルター」です!

気になるテーマからアイデアを広げる方法はこちら↓

関連記事:気になるテーマからアイデアを広げる方法はこちら!

次に「コーヒー豆」を選ぶ

フィルターができたら、次はコーヒー豆です!

物語でいうコーヒー豆にあたるのが、

「ジャンル」と「テーマ」

です!

ここでいうジャンルは、

「どんな種類の物語にするか?」

というもの!

例えば、

  • ギャグ
  • ラブコメ
  • スポーツ
  • バトル
  • サスペンス
  • パニック

などがあります!

一方、テーマは、

「物語で何を扱うのか?」

というものです!

たとえば、

  • 戦争
  • 恋の三角関係
  • 科学実験
  • 宝探し
  • 復讐
  • 誘拐事件
  • 家族の対立
  • 人工知能
  • 環境問題
  • 生き残りをかけた戦い

などがあります!

例えば、「戦争」を扱うなら、

  • 「戦争によって家族が引き離される」
  • 「敵同士だった二人が出会う」
  • 「戦争を終わらせる方法を探す」

など、さまざまな物語へ広げることができます!

「宝探し」なら、

  • 「失われた財宝を探す」
  • 「地図に隠された謎を解く」
  • 「仲間と宝を探す途中で裏切りが起こる」

などと考えられます!

つまり、ここでいうテーマは、

「この物語では、どんな題材や問題を扱ってみたいか?」

というイメージです!

このようにジャンルを物語の土台、テーマをその中で扱う題材・問題として考えています!

ジャンルとテーマを選ぶことで、

「どんな物語を作るのか?」

という方向が、さらに具体的になっていきます!

ここまで考えておくと、漫画のストーリーを考えるためのヒントも見つけやすくなります!

ジャンルや題材をもっと深く考えてみたい方は、「ストーリーの題材について」も参考にしてみてください!

関連記事:自分ならではの「コア」を見つける方法はこちら!

「いつ・どこ」×「ジャンル・テーマ」で考えてみる

ここまで来たら、4つを組み合わせてみましょう!

例えば、

  • いつ:未来
  • どこ:日本
  • ジャンル:SF
  • テーマ:人工知能

とします!

すると、

「未来の日本で、人間と人工知能の関係が変化していく物語」

という方向から、物語を考えることができます!

もう一つ考えてみましょう!

  • いつ:現在
  • どこ:学校
  • ジャンル:ラブコメ
  • テーマ:恋の三角関係

なら、

「学校を舞台に、三人の関係が変化していくラブコメ」

という方向が見えてきます!

さらに、

  • いつ:過去
  • どこ:架空の国
  • ジャンル:冒険
  • テーマ:宝探し

なら、

「架空の国に眠る財宝を探す冒険物語」

という方向になります!

このように、

「いつ・どこ」で範囲を決め、
「ジャンル・テーマ」で物語の材料を選ぶ!

そうすると、何もないところから考えるよりも、アイデアを出しやすくなります!

ここで重要なのは、まだ完成したストーリーを考えなくてもいいということ!

「この方向で探してみよう!」

と思えれば十分です!

これは、これから物語を作り始める脚本家志望の人にとっても、使いやすい創作の入口になります!

関連記事:自分ならではの「コア」を見つける方法はこちら!

アイデアを「コーヒー」にたとえてみる

ここまでの流れを、コーヒーにたとえて整理してみましょう!

コーヒーストーリー
☕ フィルターアイデアを探す方向・条件
🌱 豆物語の材料
💧 お湯組み合わせ・連想・発想
☕ コーヒー生まれたアイデア

例えば、

  • フィルター:未来 × 日本
  • コーヒー豆:SF × 自由

とします!

ここに「お湯」を注ぐように、

未来 × 日本 × SF × 自由

という材料を組み合わせて、

「未来の日本で、自由が管理されていたら?」

と発想を広げていく!

すると、

「未来の日本で自由を管理されている人々の物語」

という、ひとつのアイデアの方向が見えてきます!

つまり、

フィルターで探す方向を決める
 → 豆を選ぶ
 → 組み合わせて発想する
 → オリジナルアイデアを見つける

という流れです!

最初から「すごいアイデア」をひねり出そうとしなくても大丈夫!

まずは、自分だけの一杯を淹れるつもりで考えてみましょう!

関連記事:アイデアを出したあと、整理してまとめる方法はこちら!

「自分が得意な方向」をフィルターにする

ここで、もう一つ大切なことがあります!

フィルターは、「いつ・どこ」だけではありません!

あなた自身の、

得意なこと

好きなこと

知識があること

も、立派なフィルターになります!

例えば、

  • 歴史が好きなら、「過去」を選んでみる!
  • 学校生活に詳しいなら、「学校」を舞台にしてみる!
  • SFが好きなら、「未来」を選んでみる!
  • 料理が好きなら、「料理」を題材にしてみる!

このように、

「自分が考えやすい場所から探す」

ことで、アイデアを出しやすくすることができます!

フィルターは「アイデアを狭くする」ためではない

「条件を決めたら、アイデアの可能性が減るんじゃない?」と思うかもしれません!

でも、実際には逆なんです!

何も決めていないと、「何を考えればいいんだろう?」となってしまいます!

フィルターを設定すると、

「この方向で考えてみよう」

というスタート地点ができます!

そして、一つの方向が決まれば、

「主人公を変えたら?」

「舞台を変えたら?」

「立場を逆にしたら?」

と、そこからアイデアを広げていくことができます!

だから、

フィルターは、アイデアを閉じ込めるためのものではありません!

アイデアを見つけるための入口です!

あなたの「いつ・どこフィルター」を作ってみよう

ここまで読んだら、実際に一つ作ってみましょう!

STEP 1 いつ?

どの時代にしますか?

過去・現在・未来

STEP 2 どこ?

どこを舞台にしますか?

現実世界・空想世界

STEP 3 ジャンル

どんな種類の物語にしますか?

STEP 4 テーマ・題材

何を扱う物語にしますか?

例えば、

  • 戦争
  • 恋愛
  • 宝探し
  • 復讐
  • 家族
  • 科学
  • 人工知能
  • 生き残り

などから選んでもいいでしょう!

STEP 5 組み合わせる

4つを並べてみます!

いつ:

どこ:

ジャンル:

テーマ・題材:

この4つが決まれば、そこから自由に連想していきます!

一杯分の物語を淹れてみよう

最後に、全部を組み合わせてみましょう!

たとえば、

未来 × 日本 × SF × 自由

だったら、

「未来の日本で、自由を管理されている人々の物語」

という方向が見えてきます!

ここから、ボクの3ベース理論

「主人公は誰?」

「なぜ自由を求めるの?」

「何を失う?」

「最後にどうなる?」

と考えていけば、さらに物語が具体的になっていきます!

最初から、

「ものすごく面白いストーリーを作らなきゃ!」と気負わなくても大丈夫です!

まずは、

一杯分の物語を淹れるつもりで考えてみる!

それくらいの気持ちでいいんです!

「いつ?」

「どこ?」

というフィルターをセットして、

「ジャンル」

「テーマ・題材」

という豆を選ぶ!

そして、あなたの知識や経験、好きなものを組み合わせながら、物語のエッセンスを抽出していく!

そうすると、

「アイデアが出ない……」

という状態から、

「この方向で考えてみよう!」

という状態へ、一歩進むことができます!

アイデアは、最初から完成した形で出てくるとは限りません!

フィルターを変えてみる!

豆を変えてみる!

組み合わせを変えてみる!

そうやって何度も試しているうちに、

「これ、ちょっと面白いかも」

という一杯が見つかるかもしれません!

まずは、あなたなりの一杯を淹れてみてください!

あなたの創作を応援しています!

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