絶対に外せないポイントを押さえていればいい
ストーリー作りコツは、一言でいうと骨格づくりが要になります。今回は、迷った時に、やることをお伝えしますね。
物語を書いている内に、どんどん迷宮にハマってしまいますよね。
「結局、自分は、何が書きたいんだろう?」
「何をどこを強調したいのか、わからんな・・・」
「これを入れると、これがめだたなくなるし、でもこれは入れたい」
「うーん・・どうしよう」
・・・見たいな。
安心してください。迷って当たり前です。
迷うのは、〝よりいいものを作ろう〟という勢いがある証拠です!
でも
「マジで、やべー」
「いつものパターンやな」
「この迷宮クリアできのか?」
「すでに物語が崩壊しとるわ」
そんな時は、まずは間を置いて、
焦らずに「あ、自分また、迷い込んでる」って自覚してみます。
つまり、自分がまず、迷ったということをはっきり自覚することがポイントなのです!
例えば、あなたが目的地の地図を持って旅をしてますよ?
気がついたら、「ここどこ?」となっているわけで、
いつ迷いこんださえもわからないんですよ。
「やばい!迷った!」
と焦って辺り中を駆け巡ると、益々ドツボにはまります。
ですから、道がわからなくなり、混沌としてきたら
まずは、とにかく落ち着く!これだけです。
落ち着いたら、次に、旅の地図を見て、自分の行き先を思い出してください。
もう、おわかりでしょうか?
要約文(①誰が?②何故?③どのように?)を確認してみましょう!
これを名付けて、〝スリーベース〟と名付けて、創作する前の3つの決め事として、あなたにオススメしてきました。
これこそ、あなたの旅の羅針盤でもあります。
関連記事:創作する前の3つの決め事
地図とは、ざっくりとしたストーリー構成です。
序盤、中盤、終盤で、どんな出来事があるのかなどです。
地図を確認できたら、その後に、自分の現在地を確認していきます。
これさえ、外していなければ、あなたは一時的に混乱しているだけなので、
怖がる必要もないし、大したことはないかもしれません。
例えば、山の頂上がゴールだったとします。
山の頂上の前に、樹海があります。
樹海の前には湖があります。
湖の前には川があり、橋があります。
橋の前に、平地があります。
平地には、集落があります。
集落がスタート(オープニング)です。
全体像をイメージできました?
さぁ、これを時系列(ストーリー構成)で並べてみます。
集落(スタート)→川に橋がある→その先に湖がある→湖を越えると樹幹がある→山の頂上(ゴール)
さぁ、あなたは、今、どの辺りで足止めをくらっているでしょうか?
そうです。シンプルに考えてみてください。
山に向かっていますよね?
山に向かうのを変更してませんよね?OKですよね?
山の前に、幾つかのポイントがありましたよね?
橋→湖→樹海
ポイントはこの3つだけです。
あなたの現在地を確認するには、数カ所の地点(ターニングポイント)を基準にします。
山の頂上(ゴール)にたどりつくには、この数カ所の地点(ターニングポイント)は外せないワケですよ。
迷ったらまず、ターニングポイントを意識して、自分の現在地を把握してください。
現在地を把握できましたら、橋の前なら橋を目刺し、湖の前なら、湖の地点を目指しましょう。
とにかく、そのポイント(中期ゴール)に目指せばよいだけです。
後のことはまったく触れずに、そのポイントに向かって考えて下さい。
これが、あなたがブレないコツですし、作品を完成させる近道です。
それでもあなたが迷う場合、地図自体を信じていないからです。
途中にある湖(ターニングポイント)に対して、あなたは魅力を感じていないので、変更を考える時です。
湖ならまだしも、ゴールである山の頂上自体を否定してしまったら、当然、物語を最後まで書くことはできなくなります。
迷ったら、立ち止まって、自分が来た道(どこからずれたのか)を冷静になって思い出してみましょう。
自分が、来た道を戻るんです。映像に例えるなら巻き戻しするイメージですね。
絶対に外せないポイントがあり、その点と点を結ぶだけで、創作をスムーズに進めることができるはずです。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。あなたの創作を応援してます!
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