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ストーリーメッセージの大切さ

2020年8月10日

何か物足りない。しっくりこない、というより心に響かない。物語を書きながらよくわからないけど、とにかく納得がいかなくてモヤモヤする。今日は、そのモヤモヤの正体について突っ込んだ根っこの部分をお話しをしていきますね。

物語に物足りなさを感じてしまうのは、はっきり申し上げますと、作品の中にメッセージ性があるかどうか?さらに、読者がそのメッセージに価値を感じるか?これに尽きると思います。

あなたが描く物語の中にメッセージ性が顕在しているなら、物足りなさが払拭されているはずです。もちろんメッセージ性で、作品に付加価値を与えること自体、簡単に口にするほど易しくはありません。

メッセージ性とは、どのような事の本質、題材を扱っているかです。

事の本質、題材とは・・・
・死生観
・善悪観
・人生観
・神観

など、人生における本質的な観念や課題があります。

物足りなさが感じるというのなら、人類に与えられたこの本質的課題主義や思想)を、物語作家であるあなたが、もう少し突っ込んで考えていただけたらと思います。

ストーリーメッセージの価値の決定は、笑いや涙ありの楽しさの有無がすべてではなく、ボク個人としては、人と人を結びつける力があるかが本当に価値があるメッセージだと思います。

[fuki-r]随分と大げさですね。[/fuki-r] [fuki-l]要は壮大なテーマが足りない?[/fuki-l]

いえいえ。大げさとか、壮大さというより、

あなたが、本質的な観念や課題に対して

どのように向き合っているのか?
どのような考え方をしているのか?
どのような捉え方をしているのか?
どのような解釈をしているのか?

つまり、

私の死生観は〇〇である!
私の人生観はこうだ!と言い切れるもの
原作者として、強く断言できるもの

それこそが、

あなたの作品コンセプトであり
あなたの作品テーマでもあり
あなたのアイデンティティであり
あなたの価値観そのものだと言えます。

つまるところ、

そのエッセンスが作品の中に脈々と流れているか?
物語や主人公を通して、イキイキと表現されているのか?
メタファーが物語の中に入り散りばめられいるか?

あなたのメッセージを受け取った読者の反応をイメージしてください。

「あ、わかる!何かこれすごく心に響くよ」「うんうん、私も!」「この作品はいろんな人に読んで欲しいよ」「わかるわかる!」「あの人に読んでもらいたいなぁ」

ボクが思うに、その核たるものが薄いので腑に落ちなかったり、今一歩物語に重みを感じられない理由の一つかもしれません。

お盆が目前なので、例えば死生観という題材について取り上げてみましょう。

新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』や『天気の子』には、神道的でスピリチュアリズム的なメッセージがこめられています。多くの人が、死後の世界や魂の存在を肯定しており、日本人の心に響く大ヒットした物語です。

過去のTVアニメでも、高橋留美子の『犬夜叉』や武内直子セーラームーン』など巫女キャラクターと物語は、クール・ジャパンに注目している外国人が、〝日本の神道的死生観と、欧米の一神教文化と相通じるものがある〟と言われています。

[fuki-r]んー救世主とかは、よく聞きますが、キリスト教ですよね?来世はなく天国とか地獄とか?。[/fuki-r] [fuki-l]宗教に入って考え方や教えを学んだらいいんですか?[/fuki-l] [fuki-r]イスラムとか仏教とか興味ありません[/fuki-r]

いえいえ。笑

あなたが純粋に身近に感じきたもので充分ですよ。特別なことでもありません。

例えば、
「自分って何で生きているのだろう?」
「自分が死んだら、消えるのかな?」
「前世や来世ってあるのかな?」など

あなたが感じられるありのままでよいと思います。今までのあなたの人生の中で、そんな漠然とした素朴な疑問にちょっとフォーカスしてみてください。

ちなみにボクの場合、祖父母や知人・友人など〝死〟という現象と直面し、考えさせられるきっかけがあったんです。

だから、生と死を、作品の中に必ず入れています。どの作品にも、毎回キャラが死にます。笑

人は死に直面すると、〝生きる〟とは何か?といろいろな感情が溢れ湧いてくるからです。

キャラに躍動感が出て、面白いものが描けるんですよ。これがボク独自の表現方法(オリジナル)ですし、平たくいえば作風です。

ところが〝死〟と言えばですね。

あの世とや、金縛りとか、カルト的とか、そのようにタブー視しがちです。

ホラーがよいと言いたいわけじゃなくて〝死〟というのをあまりにもネガティブにとらえている人々が多く、日常生活の中でいつ死と見舞われてもおかしくない身近な題材なはずなんです。

関連記事:宗教思想と物語について

普段、皆こぞって口にしていないだけなんですよ。(そういうことを語り合える親しい友人がいれば、きっと楽しいですよ)

今回は、死生観についてですが、言葉に言い表すことができない不思議さや、目に見えない何かを表現できれば、作品に深みや豊かさが出せるかもしれません。

コロナ自粛によって、お墓参りだけでなく神社の参詣者も激減されている中ではありますが、この機会に、〝死〟というテーマについて学んだり、考えてみたり、あなた独自の解釈がインスパイアされることを期待してます。

価値観というのは、人間関係のもつれや産みの苦しみを乗り越える過程で、様々な葛藤や対立を作劇する重要なネタづくりになります。

物語の終盤には、登場人物たちが幸せになれるようペンを走らせてくださいね。

また、キャラクターに直結する善悪観・人生観の題材についても機会があればお話できたらと思います。(ボクはそう言うお話、結構好きなので)

関連記事:キャラの価値観の描き方

ただし、思想や考え方というのは、〝絶対〟というものはありませんし、時代によって流れていくものです。

ですから、ご自分のペースで信念とか生き方、哲学なりをバージョンアップさせるだけというお話になると思います。

あなたが新しい考え方に触れていけばいくほど、新しい発見があり作品づくりも楽しくなるかもしれません。

少しわかりづらい内容でしたらすみません。ストーリーのメッセージ性についてご紹介しました。最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたの創作を応援しています。

参考記事:『主義・主義者』200種類 一覧