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着想したら〝間〟を置く

2019年6月28日

この題目は、ボク個人が創作する中で得られた大切なコツを紹介しますね。少なくとも、物語づくりに迷わなくなりましたので、オススメしたいのです。

ベタな慎重論ですが、せめて、頭の片隅にでも置き、創作に励んでいただけたら嬉しいです。

さて。あなたが、ストーリーのアイデアが、ポン!ひらめいたかもしれません。あるいは次の面白い展開が浮かんだかもしれません。


「これでいける!」

でも、

「これは絶対に書いたら面白い!」ではなく、「こんな感じがおもしろそうかなぁ」という感覚でいいんです。

そのアイデアは1日とか、長くて3日は置いてください。

放置して何をするか?

〝確認〟です!

何故かというと浮かんだアイデアが、本当に〝書きたいこと〟なのか?本当に〝好き〟なのか?筆者であるあなたも、全く認識できないんです。わからないんですよ。

そこが落とし穴だということを知っていただきたいと思います。

思い出してくださいね。

あなたは〝書きたいから書く〟のではなく〝書きたいこと〟があるから書くんですよね?

そのアイデアが、伝えたい内容や目的に相応しいのか、再確認して欲しいのです。

これから創作するのに、莫大な時間と精神力とつぎ込むわけですから、少しだけ〝間〟をおいてみてください。

変に消極的になることはありませんが、〝これって本当に好きなの?〟〝本当に書いたいものなの?〟と自分に問いかけてみるとよいかもしれません。大丈夫だ!と思っても、念入りに〝何故これが好きなの?何故これを書きたいの?〟と、自分に動機を探ってみてもよいかもしれません。

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これはスリーベースを決める前の、最も難しいプロセスで、見落としがちになりやすい落とし穴なんですよ。本当に!

個人的なお話ですが、プロットを書いて、明日になって再び読んでみると「何?これ?ぜんぜん面白くないよ」っていう事がザラにあります。

心当たりありません?

その瞬間に思い浮かんだアイデアって、その時のきまぐれだったり、気分の波があるので・・・。

ところが、「わからないからとりあえず書いちゃえ!えい!」と言って見切り発進しました。

シナリオやイメージラフを描き進めていくと、途中で面白くないことに気がつきます。

でも、「ここまで走ったらもったないないから最後までやるぞ!」とすでに引き返せない状態です。その悪循環が続いた結果は、無駄に迷走して終了。

この現象って一番厄介だと思いません?

着想して本気を出すと、〝執着〟を生んでしまうからです。

〝間〟を置くとは、いかに執着せずに、柔軟な頭で試行錯誤するかという大切なステップです。

執着は、あっという間に消耗につながります。でも執着がないと書くパワーもでませんが・・・。

消耗を避けるためにも、あなたの着想が、本物かどうかを見極めるために、少しだけ〝間〟をおいて様子を見てくださいね。

今日もお付き合いいただきありがとうございました!

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