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作家が知っておくべき読者の心理

2020年2月3日

作家は、読者が知らないことを知っているので、ある意味で情報を取材するジャーナリストかもしれません。

つまり、読者よりもあなた(作家)の方が、一枚上手があることが基本です。

読者が、知らないこと、わからないことを、わかりやすく、楽しく加工をしてお届けするのが作品づくりといえるのではないでしょうか。

関連記事:迷わない視野の広げ方

宇宙開発とか、巷で公開されていない素粒子とか、どんなに珍しいネタや知識であっても、知っていることをそのまま並べては味気がないと思います。

楽しく加工するというのは、最後まで読んでくださいね!楽しんでくださいね!というパッケージ化を施すことが作品だと思います。

そう。あなたは読者に笑いや感動をお届けするプレゼンターです。

参考記事:ストーリー作りはプレゼンテーション

わからないことを、知らせるだけでは面白味がありません。

あなたが知っている結末を簡単に教えないようにするのです。

例えば、テレビのクイズ番組のプロセスが、わかりやすいと思います。

①クイズのお題が出る
②司会者が「さぁ答えはなんでしょうか?」と視聴者や出演者に考えさせる
③出演者が答える
④当たりか?はずれか?
⑤答えはCMのあと!

・・・という感じで、グイグイと関心と興味を持たせて視聴者を誘います。

出演者(キャラクター)が考えるところを視聴者(読者)は

「いやー微妙だなぁ、ちがうんじゃね?」
「なるほど!そうかもしれない」

・・・と詮索をしたり、思わず目が離せなくなる、病みつきになるようにです。

わからないことを提起すると、読者は解決したくなるものです。

〝 絶対開けてはいけません 〟と書いた、箱を置いておきます。

すると、読者は箱を開きたくなります。

わからない、知らないことをそのままにすると、気になってしかたがないじゃないですか。

つまり、ストーリーの構造というのは、課題を着きつけて、謎の問題が考えるように、セットして「最終的な答えは〇〇〇でした!」と結末はあっと驚かせるためのイベント作りだと思います。

「もうちょっと、先を読んでみようかなぁ」
「うーん。最後が気になるなぁ」
「この話意外と楽しめるかもしれないな?」

・・・という心理に誘導させます。

テレビのクイズ番組のプロデューサーは、人の心理を勉強しているんで、 タイミングも絶妙です。 どうやって気を引こうとしているのか、研究してみてもよいかもしれません。
大したネタじゃなくても、見せ方を面白く見せていますy。

知識やうんちくを並べるのではなく、いかに、楽しくハラハラドキドキワクワクさせることができるか編集・加工していきましょう。

ストーリー作りは、興味の引くプロット(お話の大枠)を作ることです。そのプロットを作るコツは、3つの要点(スリーベース)を決めることです。

あなたの創作を応援しています。

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