作っていけない主人公
魅力的な主人公って、どうやって作ればいいのか⋯悩みますよね。
書いている途中で「あれ?」と違和感が出てきたり、「なんか弱いな⋯」と感じたり。
実はこれ、あなただけじゃありません。かつてのボクも、何度も同じ壁にぶつかってきました(笑)
作ってはいけない主人公とは?
まず結論からいきますね。
こんな主人公には注意です
・柄が悪い
・良心が薄い
・表情が暗い
・思考がマイナス
・不誠実
「え?別にいいじゃん」と思いますよね。
はい、設定としてはアリなんです。でも問題はそこじゃありません。
問題は「最初の印象」
物語は、主人公の“変化”を描くものです。
そして主人公は、ほとんどの場合「冒頭」で登場します。
つまり——
第一印象がすべてを左右するんです。
最初から不快な印象だと、読者はこう思います。
「この人、好きになれないな⋯」
これだけで、感情移入のハードルが一気に上がります。
悪い主人公でもOK。ただし条件あり
「いや、あえて悪い主人公にしたいんです!」
その気持ち、すごくわかります。インパクトを出したいですよね。
でもですね——
背景(事情)が伝わっていない状態の“悪さ”は、ただの不快要素です。
たとえば
・なぜ無愛想なのか?
・なぜ不誠実なのか?
この理由が見えないと、読者は共感できません。
魅力的な主人公の共通点
人気のある主人公って、こんな特徴ありませんか?
・誠実さがある
・何かを背負っている
・苦しみながらも前に進もうとする
つまり——
「弱さ」と「理由」がセットになっているんです。
ここが、めちゃくちゃ大事なポイントです。
主人公は「あなた自身」である
ここからが核心です。
主人公を作るとき、一番大切なのは
主人公のモチーフ=あなた自身にすること
これは、初心者向けストーリー作りのコツとしてかなり重要です。
関連記事:誰?の決め方のコツ(主人公)
なぜかというと——
自分の体験をベースにした方が
・感情にリアリティが出る
・説得力が増す
・メッセージが強くなる
からなんです。
他作品を参考にするとどうなる?
例えば、好きな作品の主人公を参考にした場合。
描きやすくはなりますが、その代わり——
オリジナリティが弱くなります
イメージとしては
「果汁50%のジュース」みたいな感じです(笑)
美味しいけど、ちょっと薄い。
創作の出発点はどこか?
ここで重要なのがこの違い
・他作品を読んでから作る
・自分の中から作る
後者のほうが、圧倒的に強いです。
なぜなら——
あなたにしか描けない“理由”があるからです。
なぜ自分ベースが強いのか?
あなたが経験してきたこと
・失敗
・後悔
・努力
・挫折
これらは全部、物語の材料になります。
そしてこの視点は
小説を書くためのストーリー構成
漫画のストーリーを考えるためのヒント
としてもそのまま使えます。
ジャンル問わず応用できるんですよ。
もう一つ大事なこと
最後にもう一点。これは、スリーベース理論の2番目にあたる
「なぜ」にあたること、舞台設定(世界)から生じたものです。
キャラクター設定の重要性を押さえることです。
・背景
・性格
・信念
この3つの「なぜ」がしっかりしていれば、主人公の人生観と一本化します。
まとめ
作ってはいけない主人公とは
共感できない主人公です
その原因は
・背景が見えない
・理由がない
・作り物っぽい
だからこそ——
主人公はあなた自身をベースにする
これが一番、強くてブレない方法です。
つまり、
読者が知りたいのは「主人公」ではなく
あなたが何を感じたのかです。その想いこそが、物語のエンジンになります。
あなたの創作を応援してます!
元の記事へどうぞ:強い主人公の作り方
【解説】どんなに強力なスキルを持ったキャラでも、内面がスカスカだと読者の心には残らないんです!この記事では、信念や価値観をどう物語に反映させるかを深掘りしながら、強くて印象的な主人公を描くコツを解説しています!「強さ」とは何か?を問いかけながら、あなたの創作を一段アップさせるヒントが満載!気になったらCHECK!