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インパクトの与え方

2019年8月20日

インパクトの意味は、〝強い衝撃〟ですけど、読者にどのようにして衝撃を生ませているのか?まず、そのメカニズムについてご紹介します。

例えば、
車が壁に激突します!

結果、ものすごい衝撃音と、破片が飛び散ります。

キキーィ!ドガシャアアアアアン!!!!ガラガラパリィィーン!!!!!

「お?」と誰もが目を引くし、何が起こったのか興味や関心を持ちます。

この現象を突っ込んで考えるとメカニズムがあるんですよ。

一つは、もう一つはが、合わさってできた波動(インパルス)ですよね?

・・・ということは、インパクトとは二つの対照(対比)的な要素がぶつかりあった時に発生すると考えてみるとわかりやすいと思います。

つまり、
動くものと、静かなもの
笑えるものと、つまらないもの
ウエットなものと、クールなもの
強いものと、弱いもの・・・・

要するに、一言でいえば、ギャップです。

登場人物は、ゆるくて、おちゃらけてても、ストーリーは国際紛争が舞台で、シリアスなものであれば、ギャップですし、おちゃらけた舞台世界でも、登場人物は超シリアスであれば、ギャップが発生します。

インパクトを生み出す原理とは、キャラクターや舞台に真逆の要素をうまく融合させることにありますし、それによってメリハリとイキイキとした物語を表現をしやくなると思います。

※注意すべき点は、インパクトを連発しすぎないことです。

インパクトをたくさんあれば、いい作品ができるとは限りません。何度も強い衝撃を打ちまくることで、逆に、読者は何がいいたいのかわかりにくくなってしまうというデメリットがあるのです。

例えば、
あなたが、相手のお話を聞いています。相手が強い波動ばかりで話していても、話に強弱がないので、聞く方は耳を塞ぎたくなりますし、聞きづらいですよね?

ストーリーはお話ですからインパクトの強さだけでは、読者に伝わりません。

相手にお話をする時、トーンを落としたり、早口になったり、大きな声を出したり、バランスよく取り入れることで、聞きやすくなり、伝わりやすくなると思いませんか?

全体をうまくプレゼンテーションしていくつもりで、物語を構築していきましょう。

作品に、強弱の配分を意識するようにすれば、自然とインパクトのある作品になりますよ。全体にバランスよくとりいれられているか確認してみてくださいね。

関連記事:ストーリー作りとはプレゼンテーション

キャラクターも、ドラゴンボールで登場する〝ランチ〟もくしゃみをすると、乱暴になったり優しくなったり、ベジータも人を寄せ付けないクールなサイヤ人だけど、実は愛妻家であったりします。

そのようなギャップ要素があるとインパクトを与えることができると思います。

次回は、登場人物のインパクトの与え方についてです。お楽しみに!