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個人的な話(職業)

2024年4月30日

こんにちは。飯友優です。

ボクは、今のところDTPデザイン(DTPオペレーター)を専門職としております。

デザイナーと聞けば、よく第三者から「イラスト描いているんですか?」と勘違いされるんですよ。
イラレとかフォトショとかインデザインとか、アレです。アドビソフトが有名ですが、一応一通り使えるわけですが、DTPデザイナーと言えばなんとなく聞こえはいいですよね。

しかし、やっている作業自体はクライアントが望むデザインに仕上げる正直ハイパー地味な仕事です。
なぜかと言うと・・・・

お客様「ちがう!もっとこうして!」
ボク「はい!かしこまりました!」
お客様「色がいまいちだね、もっと濃い色がいい」
ボク「承知しました!」
お客様「納期は、いついつまでだから、よろしく!」
ボク「はい!承知しました。ありがとうございます!」


常時、お客様の作品を機会のように仕上げるロボットのようだから。

そこには、オリジナルというものは存在せず、個性とはほど遠い余計な不純物なんです。デザイン業務にアートは、ほぼ存在していません。職場やクライアントがほしいのは、クリエイティビティなんです。

お客様のよし!OK!と言わせれば、そのお仕事はおしまい。それを年がら年中繰り返すわけですから、個性が死にそうになるのは当然かもしれません。

ただし、少しだけ、ほんのちょっぴりボクらしい味付けします。といっても「ガンガン自由に!」ということではありません。

ボクならこのようにデザインするし、見てくれる人にはこんな影響を与えるだろうなぁ、と想像して個性を出します。(個性と呼べるべきかどうか?)

あくまでボクの視点です。そのイメージが利に叶っているかどうかなんて確認のしようもなく、その視点さえなければ、自分を殺すしかないのです。

こればっかりは、お仕事なので、しかたがないのですよ。

クライアントのサービスやプロモーションなど見栄え良くみせて、お客様を満足させ、その報酬として利益を上げて、お給料をいただいているわけですから。

ですから、ある程度、自分のパーソナリティもっておかないと、お客さんにブンブン振り回れます。

デザイナーは、何を意識してレイアウトやデザインをするかというと、この媒体を受け取った人が、いかにアクションをおこさせるか?の心理です。

そのためには、クライアントさんがお客様に伝えたい情報整理が必要不可欠です。

クライアントさんの要望を汲み取り、お客さんが見てどんな反応をするかを予測しながら、みやすさ、わかりやすさをデザインするのです。

しかし、デザインを起こすためのテキスト原稿やラフが送られてくるんですけど、あまり整理されてないというか、文字原稿が粗雑で多かったり、少なすぎたり・・・(愚痴ってごめんなさいね)

与えられた原稿でいかに、とにかく満足のいく、かっこいいデザインに仕上げるかが問題です。

でも、こんな言い方で失礼なんですが、商品紹介のチラシやパンフレットを作りたい!という割に、あまり魅力のない原稿が多いというか、いまいち商品の魅力を感じないと言うか、おそらく担当者も上から、せかされて、便宜上作ったのかもしれません。(もちろん、仕事をいただいているだけ感謝してます)

その、雑多な原稿を元にデザインをある程度仕上げます。

しかし、それを叩き台として、クライアントさんは容赦なく修正が加えられ、納得がいくまでエンドレス・ループです。

ですから、ボクは自然に、お客様誰(ターゲット)に対して、ロジック化させ、構成・設計をしていないと、どのようなデザインするのか、決めることができないし、クライアントの想いを形にすることを職場で学んできたつもりなんですよね。

ストーリー作りにおいても同じことが言えると思うのです。

物語を描くにも元になる原稿、つまり、構造と設計の元になるプロットがないと、その先、いくらシナリオ化・ビジュアライズしても、「面白い!」と言えるストーリーになりえるかは、わからないと思います。

社会では、小説や漫画の専門学校もどんどん増えて、文章も絵も、昔とくらべて格段にアップしましたし、しかし、肝心なストーリー設計については、「これ!」っていうセオリーも、まだまだ確立されてないような気もします。

ボクのストーリーづくりのスリーベース理論を研究をしてて、一つ言えることは、あらかじめ設計や骨格がまちがってなければ、調整作業がサクサクはかどるのは、DTPデザインも同じで、

例えば、
ターゲットを動かすために、〇〇と〇〇のエレメント(要素)を盛り込む、というのがわかっていると、どんな色を使えばいいのかが分かるし、キャッチコピーをどれくらいの大きさにすれば、どこをめだたせて、どこを小さくすればいいのかわかるようになります。

その辺は、ストーリーのアイデアも出しも同じで、導線部分がわかって作業をすれば、キャラクターを通して何を訴求すればよいか、何を主軸にして展開するのかもわかるので、途中で変更すること自体も減っていくことは確かなんですよ。


なので、ストーリー作りで何がポイントになるか?という創作前の3つの決め事①誰?②なぜ?③どのように?)の3ベースを推奨しています。

今日は、本当に個人的な話になっちゃいましたが、あなたの創作を応援しています。

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