google-site-verification=4OliuOTXDMdDiQwedrkPZ7QmpBf9m9tma0IQVe0lv_4

ストーリーのパーツとパート

2020年7月23日

いつも創作お疲れ様です。

以前、ストーリーの分割で概要をお伝えしましたが、もう少し、具体的に物語づくりのコツについて触れていきますね。

コツというのは、パーツ(節)と、パート(章)の違いを明確にすることで、物語作りが、かなり楽になると思います。

パーツの直訳は〝部品〟という意味です。

物語で言えば、シーンやシチュエーションのことです。

つまり、パーツ(節)が複数重なってできたものがパート(章)になります。

パート(章)は、〝〇〇が△△をして~となった〟というお話の区切りをいいます。

例)パート1、パート2・・・シーズン1、シーズン2・・・など

一つのエピソード(お話)の単位です。

はい。ここまでをまとめますね。

パーツ(節)とは
〇〇は何者か?
〇〇の目的は何か?
〇〇はどんな能力があるか?
△△は〇〇との関係は?
△△は何が願いか?
△△は何かを隠している

など、シーンやシチュエーションの単位を表しており、

パート(章)とは
〇〇~して、△△が~した。
△△が~だったため、〇〇が~した。

基本的に、主語と述語があり、お話を要約した形になります。

関連記事:結末の決め方

では、もう少し詳しくいきましょう。
パーツ(節)はシチュエーションですが、更に細かく場面(シーン)に分けられます。

平たく言えば

場面1場面2場面3=シチュエーション

例えば、
場面1→〇〇が勉強をしている
場面2→回想で△△が〇〇をたしなめられる
場面3→親から動機を確かめられる

〝〇〇が△△を見返しするために猛勉強している〟という一つのシチュエーションですよね?

いずれも、結論までには至りません。

あくまで、読者に対する問いかけで終わり、どうなるの?です。

このような物語パーツ(シチュエーション)が組み合わさってパート(章)が形づくられるので、シチュエーションは、結末を念頭に置きながら物語を考えていくべきです。

更には、物語の結論(結末)を決めるのと同時に課題や謎を残すことも考えます。

つまり、エピソードをどこで終わらせてどんな課題を残すか?ということです。いわば、課題を残しつつ終わらせるんです。

少しずつ物語の全貌やカラクリが明らかになっていくように演出が必要になります。

例)エピソード1
〇〇がライバル△△よりもテストで点数を勝ち抜いたけど・・・
・・・・けれど~だった。
・・実は~だった。
新たな課題(ライバル)が現る!
〇〇はそんな危機を知る由がない・・・

・・・など何か続きを臭わせるようにします。

例)
実は△△は女性キャラで、〇〇に恋をしていたとか。
〇〇と△△を、更に上から見守る謎教師がいて、その教師の目的とは果たして?
など。

人気のあるドラマでは、終盤パート(終了10分前くらい)に、また新たな課題(厄介事)や敵の野望が主人公の前に舞い降りてきます。

それらはすべて接続部分といわれ、次へのエピソードへのつなぎ目が要になります。

1つのエピソードを「よかった、よかった」めでたしめでたし・・・で完結させていくと同時に、次の展開に持ち込むためのカードも準備しておくとストーリーを作りやすくなると思います。

そのカードとは、以前、大枠のプロット作成術、創作前の3つの決め事でお伝えしてますように、シナリオの作成が条件になります。

わかりづらかったらすみません。本日も最後までご覧いただきありがとうございます。

あなたの創作を応援しています。