3つを決めるメリット
誰?、なぜ?、どのように?
結論から申し上げますと、
①創作スピードが上がる
②創作が楽しくなる
③読者に読んでもらいたくなる
④モチベーションが上がる
⑤頓挫が減る
などです。
「はじめは、こうだった。でも、これらによって最後はこうなった。」
この一文は一言で言えば、結末です。
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つまり、結末を決めずに、もしストーリー作りをスタートさせたらどうなるか?
永遠にストーリーが続くことになりますし、終わらないんです。
登場するキャラにもいつ終わるのか、誰にもわかりません。
・・・って、ひょっとしたらそう思われるかもしれませんが、ゴールのないストーリー作りって異常だと思いませんか?
つまり、ゴールを定めないで創作するということは、大ギャンブルですよ?
莫大な時間と労力を投資して作品をつくるワケですからかなりのリスクがないでしょうか?
それでも、物語の結果や答えは後から決めればいいとお考えでしょうか?
それは無限に広がるスケッチブックに際限なく自由に描こうとしてるようなものなんです。
なぜ、途中で頓挫したり立ち止まってしまうのか、もうおわかりでしょうか?
そうです。消耗していたんですよ。(あなたに類稀な創造パワーがあるおかげで)
それでも、
[fuki-r]いやいやいや、頃合いを見て話を終わらせますし、続けられたら続けるから問題はないでしょう[/fuki-r] [fuki-l]わざわざ制約をつけたら、かえってアイデアの自由度も失って、モチベーションが下がり兼ねませんしね[/fuki-l] [fuki-r]本編は適当に終わらせて、シーズン2や、スピンオフなんかも考えてます[/fuki-r]
・・・とお考えでしょうか
そのようなあなたの素晴らしい創造パワーやアイデアによって、知らず知らずの内に迷いこんでいたのです。
あ、誤解しないでください。ボクは皮肉を言っているわけでも責めているわけではありませんから。
ちがいますよ。あなたは、本当に素晴らしい才能をお持ちなんです!
自分を見失ってしまうほどの高い集中力と迷走してしまうほどの創造パワーが人一倍優れているということに気づいてください。
あなたが持つ創作パワーやアイデアが、ちょっとばかりタイミングがずれているだけなんです。
まず、①誰?、②なぜ?、③どのように?の創作前の3つの決め事で、ポイント3つを抑えたら、アイデアがしぼんでいくのはなく、逆にあなたの自由度が増えて加速していきます!
あなたが、楽しく創作するには、読者に結末を読ませない工夫も必要ですし、ストーリーに登場するキャラが目的(ゴール)に挑むまでの過程を描き、読者に臨場感を与えて楽しませることなんですよ。
その過程に、あなたらしいアイデアで装飾をしていくだけです。
個人的な話ですが、これまで途中で挫折した作品を振り返ってみると、やはり、この①誰?、②なぜ?、③どのように?があいまいだったんですよね。笑
ぶっちゃけ、思考があちこちに飛んでしまうのは、この3点を抑えきれてなかったからなんです。
創作作業は長丁場ですから、スポーツに例えると長距離マラソンです。
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前例がないところを、これから走ろうとしているわけですから、答えが見えず、先が見えないのは、誰だって不安になりやすいものです。
ちょうど中学生が、高校に行ってからその先はどうしよう?高校を卒業して、進学すればいいのか就職したらわからないし・・・という心理状態です。
ですが、
あらかじめ走るコースや距離などの基本情報を抑えていれば、どれだけのパワーを準備するのか判断材料になり集中しやすくなりますよ。
創作前の3つ抑えるメリットとは、物語の結果や結末が抑えられている分、面白くするための作業に集中できるということです。
これは、創作メンタルにも影響を及ぼしますし、どこをどこまで走るのか?を枠組みをセットするのは、いわばゴールに辿りつくまでの戦略なんです。
[fuki-r]そっか!枠組みを抑えてダッシュすればいいんですね![/fuki-r] [fuki-l]なるほど。意外と物語づくりって簡単なんですね[/fuki-l]ところがですね。
実は、この創作前の3つの決め事・・・・。
考えれば考えるほど、決めていくのが、そんなに甘くないことがジワジワとわかってきます。
今日のところは、この辺にしておきますね。
次回は、①誰の決め方のコツについてご紹介します!お楽しみに!
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3つの要点をまとめて創作する方法に疑問があったり、不安がある方は下記の記事もお読みくださいませ。
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