キャラの魅力はこう見せる!最初の登場シーンが命ですよ

今回は「キャラクターの魅力ってどう演出したらいいの?」って悩んでいるあなたのために、わかりやすく、でもちょっと熱めに語ってみたいと思うんです。
キャラの魅力って、超不思議アイテムを持たせたり、世界を救う壮大な設定を考えないとダメ!って思ってませんか?
・・・うん、それやらなくて大丈夫ですよw(というか毎回そんな設定だったら、作者の体力が先に尽きますからね)
見せ場は3回でいい!キャラの魅力は絞って魅せよう
キャラの見せ場は、そんなに多くないんです
まず知っておいてほしいのは、キャラが魅力を発揮する「見せ場」って、実はストーリーの中で2〜3回くらいなんです。
初心者向けストーリー作りのコツとして、まずはキャラの登場シーンに全力を注いでみてください。
・オープニング
・中盤
・終盤
この3つが基本。特にオープニングは超重要で、いわば「初対面の自己紹介」なんですよ。
インパクトある登場が最強の武器
人間関係だって最初が肝心ですよね?いきなり第一印象で寝グセ全開のパジャマ姿だったら、どんなイケメンも台無しなんです。(イケメンじゃないけどボクの中学時代の姿)
主人公が登場するシーンって、読者の心をつかむ最大のチャンスなんです。漫画のストーリーを考えるためのヒントにもなる場面ですよ!
読者は“人間味”を見たい
読者が知りたいのは、”設定”じゃなくて”人間味”なんです
キャラに魅力を出したいなら、まずはこういう情報をしっかり伝えてくださいね。
・どんな事情があるのか?
・何をしようとしているのか?
・それは何故なのか?
・どんな能力を持っているのか?
この4点セットがあれば、小説を書くためのストーリー構成としても土台がガッチリします!
背景や世界観よりもキャラが先!
ここ、超大事なポイントです。読者は最初から世界の設定とか歴史年表とか、そんなに興味ないんですよ。
例えばこんな感じの展開を考えてみてください。
① 村人の女の子がモンスターに襲われる
↓
② 主人公が華麗に登場して、剣と魔法で敵を倒す
↓
③ 女の子が助けられて感謝する
この流れで主人公の印象がバチっと決まるんです。脚本家志望のための創作テクニックとしても、この順序はめっちゃ参考になるんですよ。
世界観はセリフの中でチラ見せ!
設定を伝えたいなら、キャラ同士の自然なやり取りの中に混ぜていくのがベストですよ。
例えば、さっき助けられた女の子が、
「どこから来たんですか?」
「あなたのお仕事は?」
そこで主人公が、
「バトル山脈の向こうから来た。百鬼ハンターをしている」
なんて言ったらどうですか?
と女の子が、主人公を知りたくなるのが自然な流れですよね?
ここで「バトル山脈の向こうから来た。百鬼ハンターをしている」なんて言えば、読者はワクワクするんです!
キャラの魅力は“あっさり登場”が正解!
つまりですね、キャラの魅力っていうのは、「いきなり全部見せなくていい」んですよ。
まずはさくっと魅せ場を作って、読者に「この人、何者?」って思わせることが重要なんです。
キャラクター設定の重要性と方法としても、「見せる順番」と「引き算の美学」はかなり重要なポイントです!
読者は設定じゃなくて“人”に惚れる
読者って、やっぱり「誰か」に共感して読み進めるんですよね。
設定じゃなくて、「人」に惚れたいんです。
だからこそ、まずは主人公の目的や事情、ちょっとだけ見える“ワケあり感”を演出してあげると、グッと引き込まれる作品になるんですよ。
まとめ:
というわけで、今回は「キャラの魅力は最初の登場が勝負だよ!」って話をしてきました。
あなたの物語にも、きっと誰かが惚れるようなキャラが眠っているはずです。
無理して全部詰め込まなくていいから、まずは一つだけ、そのキャラの“推しポイント”をしっかり見せてあげてくださいね。
あなたの創作を応援してます!
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