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初心者でもできる!ストーリーの作り方|5行プロットと発見型で物語を作るコツ

初心者向けの超シンプルなプロット例

いつも創作お疲れ様です。

初心者のうちは、立派な三幕構成や起承転結を作る必要はないんです。

まずは「これだけ決めれば大丈夫!」という超シンプルな形から始めてみましょう。最初から100点を目指さなくても大丈夫です。

① 主人公は「何に困っている人」?

まず決めるのは、主人公の悩みなんです。これはキャラクター設定の重要性と方法を考えるうえでも、一番大切なポイントなんですよ。主人公の悩みを考える前に、キャラクター作りから学びたい方は、「キャラクター設定の重要性と方法」も参考にしてみてくださいね。

関連記事:誰?の決め方のコツ(主人公)

例えば、
・人に本音が言えない
・夢をあきらめかけている
・家族とうまくいっていない

▼「性格」より「困りごと」を決めるのがコツなんですよ。困っていない主人公は、なかなか冒険してくれません。

② 何か事件が起きる

主人公の日常が、ちょっと揺さぶられる出来事を入れますよ。

例えば、

・転校生がやってくる
・仕事で大きな失敗をする
・大切な人と衝突する

▼大事件でなくても大丈夫なんです。

主人公にも「今日は平和だなぁ」と思う日ばかりじゃ、物語が始まりません。「今まで通りではいられない」くらいの出来事で十分です。

③ うまくいかない

主人公は行動しますが、簡単には解決しないんです。

例えば、

・勇気を出したのに誤解される
・努力が空回りする
・逃げたくなる

▼ここは失敗させるほど物語がフル回転しだします。読者も試行錯誤しまくる主人公みて目が話せないハラハラドキドキする出来事を考えてみましょう。

関連記事:トライアル・アンド・エラーパートの作り方

④ 何かに気づく

主人公が、小さな「考え方の変化」を得るんです。

例えば、

・一人で抱えなくていい
・完璧じゃなくていい
・逃げても立ち止まってもいい

▼大きな成長じゃなくても大丈夫なんですよ。

少しだけ考え方が変わるだけでも、読者にはしっかり伝わります。人も物語も、一日でスーパーサイヤ人にはなれません。

⑤ 少しだけ前に進む

問題が完全に解決しなくてもOKなんです。少し成長するといってもいいかな。

例えば、

・一言だけ本音を言えた
・次に挑戦する決意をした
・誰かに助けを求めた

▼「明日が少し違って見える」くらいが、ちょうどいいんですよ。100メートル進まなくても、一歩前進なら立派な成長です!

この5行だけメモすればプロット完成!

① 主人公の悩み:_____________
② 起こる出来事:_____________
③ うまくいかないこと:__________
④ 気づき:________________
⑤ 最後にどう変わるか:__________

この5行が決まるだけで、ちゃんと「物語」になるんですよ。

(たった5行ですが、ここから何十ページもの物語が生まれると思うとワクワクしますね!)

発見型でも頓挫しにくくするコツ

この考え方は、漫画のストーリーを考えるためのヒントとしても、脚本家志望のための創作テクニックとしても役立ちます。発見型で書くときに起きがちな事故は、

「話がどこへ行くのかわからなくなる」ことなんです。

せっかく勢いよく書き始めても、「あれ? 主人公は今どこに向かってるんだっけ⋯?」となることもあるんですよ。作者がアイデア迷子になると、主人公も一緒にアイデア迷子です。

というわけで、そんな事故を防ぐための最低限の安全装置をご紹介しますね。アイデアが思いつかないときは、「ストーリーのアイデアを出す方法」もぜひ読んでみてくださいね。

関連記事:物語のアイデアは〝センス〟より〝切り口〟が大切

コツ① ゴールだけは決めておく

途中の展開は自由でOKなんです。

でもですね、ラストの方向性だけは決めておきましょうね。

例えば、

・主人公が一歩踏み出す
・関係が少しだけ改善する
・価値観が変わる

▼結末の「感情」を決めるイメージなんです。旅行もゴールが決まっていれば、寄り道は思いきり楽しめますからね。

コツ② 主人公の「欲」を一行で固定する

迷ったら、ここに戻るんです。

例えば、

・認められたい
・逃げたい
・守りたい

▼行動がブレたら、「それ、その欲から出てる?」と確認してみましょうね。

(主人公の気持ちがブレると、作者も「えっ!? そっち行くの!?」となります(笑))

コツ③ 迷走したら「困らせる」

話が止まったら、説明を足すのではなく⋯

・失敗させる
・誤解させる
・失うものを作る

▼物語は「困るほど前に進む」んですよ。

(主人公にはちょっと申し訳ないですが⋯作者の腕の見せどころです(笑))

コツ④ メモで未来の自分を助ける

発見型の救世主は、雑なメモなんです。

例えば、

・ここ、後で伏線に使えそう
・このキャラ、怪しい
・ラストで回収できるかも

▼きれいに書かなくても大丈夫なんですよ。

あなたがわかればOKくらいの気持ちで十分です。未来のあなたが「おぉ、過去のボクありがとう!」と言ってくれる日が来ます。

コツ⑤ 書き直す前提でOKと割り切る

発見型は、下書きが完成形になることは、ほとんどないんです。

だからこそ、最初から完璧を目指さなくて大丈夫なんですよ。

1稿:勢いで書く
2稿:整理する
3稿:意味を通す

▼最初から完璧を目指さないことが、最大の安定策なんです。1稿で完璧だったら、編集者さんのお仕事がなくなっちゃいます。

発見型の魅力は、書きながら自分でも物語にワクワクできることなんです。

というわけで、少しくらい寄り道しても大丈夫ですよ。

最後にちゃんと帰ってこられれば、それも立派なストーリーなんです!

★まとめ

今回ご紹介した内容は、初心者向けストーリー作りのコツとしても、小説や漫画など幅広い創作に応用できますよ。

初心者なら、まずは「5行プロット」で十分なんです。

発見型で書く場合も、

・ゴール
・主人公の欲

この2つだけ決めておけば、物語はグッと頓挫しにくくなりますよ。

迷ったときは、

「困らせる」
「メモする」

この2つを思い出してみてくださいね。

そして一番大切なのは、書き続けることなんです。

プロットの作り方に正解はありません。ボクはそのプロットをどうしたらわかりやすく描けるようになるか研究中です。

というわけで、自分が「書きやすい!」と思える方法を見つけることが、あなたにとって一番の正解なんですよ。

創作は100メートル走ではなくマラソンです。途中で水分補給(時々、ブログ訪問してね!)もしっかり。

おまけ:宮崎駿監督の創作スタイルはプロットを途中で変える

宮崎駿監督の創作スタイルは、「プロット主導型」と「発見型」の中間にあるんです。

物語のテーマや世界観は最初に決めますが、制作を進めながらキャラクターやストーリーを柔軟に変えていくのが特徴なんですよ。

つまり、プロットは完成図ではなく、「物語を育てるための設計図」として考えているんです。設計図どおりに家を建てようと思ったら、「庭に大きな木があった!」みたいな感じでしょうか。

ジブリ作品に学ぶ「描きながら物語を育てる」方法


『となりのトトロ』

『となりのトトロ』では、制作が進むにつれてトトロの存在感がどんどん大きくなり、物語も子どもの視点を大切にした温かい作品へと変化していったんです。

『風の谷のナウシカ』

『ナウシカ』では、制作を続ける中で環境問題や「共生」というテーマが深まり、物語やキャラクターも大きく成長していったんですよ。

『天空の城ラピュタ』

『ラピュタ』でも、パズーとシータの関係やムスカの人物像などが制作途中で磨かれ、物語にさらに深みが生まれました。

(ムスカも最初からあそこまで名セリフ製造機だったわけではないのかもしれませんね(笑))

初心者が真似したい宮崎駿監督の創作のコツ

ここで一番大切なのは、

「最初から完璧なプロットを作っていたわけではない」

ということなんです。

初心者も、

・世界観やテーマだけ決める
・大まかな流れを作る
・書きながら面白いアイデアを取り入れる

この3つを意識するだけで、物語はぐっと書きやすくなりますよ。

プロットは縛るためのものではなく、迷わないための地図なんです。

書き進める中で、「もっと面白くなる!」と感じたら、遠慮なく修正して構いませんよ。

というわけで、まずは気軽に書き始めてみましょうね。

あなたの頭の中にあるアイデアは、まだ誰も読んだことのない世界なんです。

その物語を、一番最初に形にできるのは、ボクでもAIでもなく、あなた自身ですよ。

さあ、主人公より先に作者が冒険へ出発しましょう!発見型でも頓挫しにくくするコツ

ボクは、あなたの創作を応援しています!

エンディングの作り方に悩んだら、「読者の心に残るラストの作り方」もおすすめですよ。

関連記事:物語の結末に余韻を残すコツ