人生には物語がある
謹んで新春をお祝い申し上げます。飯友優です。
令和6年1月1日に能登半島を襲いました能登半島地震におきまして、お亡くなりになられた方々、そのご家族、ご親族、関係者の方々に対しまして、心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
いつも創作おつか・・・・(いや、さすがに元旦に創作はしてないですよね・・・してたりして・・・)
本日は、創作を愛するあなたへの新年のお祝いのメッセージ的なものを綴ろうかと思います。といっても、そんな大それた話ではなく、ここ最近ふと思うことなんですが。
ボクがこのブログをはじめたのが、2019年の6月なんです。記事も200件を超えてしまい、自分でも何を書いたのか記憶になかったり、久しぶりに昔の記事を読んで羞恥心に苛まれるわけです。
動機(原点)を思い返してみれば、とある創作コミュニティで、絵は、かけるけどストーリーが思いつかない方たちに、自分なりの物語の作り方を教えたのがきっかけです。
思えば、いろんなことがありました。こうしてブログを続けられるのも、こんな拙い文を読んでくださるあなたがいるおかげなんですよ。
実は、私ごとなんですが、2020年の暮れにコロナウィルスに感染してしまい、自宅療養していたのですが、翌年2021年の2月に後遺症となり、膵臓を痛めてしまったんですよね。これにはダメージが非常に大きく、職場に出勤ができなくなりました。
かろうじてリモートワークをしていたのですが、2021年の暮れにリストラされてしまいました。そこから這い上がるまでが至難でした。
まず、身内からは共感してもらえず、冷たくあしらわれ、精神的なショックで3週間くらいカプセルホテルで過ごすこともありました。(それが一番悲惨だったな)
食事制限をしながら、なんとか1年かけて後遺症と戦い、やっとまともに活動できるようになったのが、2022年の9月あたり。そこから、就活をはじめて、ようやく今の新しい職場に決まったのが、2023年の3月です。
決まったら決まったで、仕事を覚えたり、新しい人間関係の構築も大変で。(なんか愚痴っぽくてごめんなさいね)体力的にも精神的にもこたえる歩みでしたが、ブログの記事は最低1ヶ月に1回は書こうと決めていました(書いてない月もありますけどね)。
あなたにも、つらいこと、悲しいこと、楽しいこと、幾多の試練を乗り越え続けていると思いますし、良くも悪くも、その刺激イベントを〝糧〟として、ボクら作家は生きているんだと思います。
人生は、ずっと、まったりしているわけではなく、上がったり落ち込んだり、もちろん、これからもいろんな起伏は待っていると思います。
仮にもし、毎日がずっと平穏だったら、退屈してしまわないでしょうか。解釈のしようによっては、振り返ってみて、よき思い出になるか、トラウマになるだけなんだけど、年齢を重ねる度に「なんと、味わい深く、愉快な人生(物語)だろう」と感じる日がくるのではないかと。
そもそも人生には、ゴールはなく、ゴールインした後も、次のスタートラインに立ち、また新たなゴール(続編)が立ちはだかっているだけだと思います。
ボクは、病気になり身内に迷惑をかけたものの、好きで病気になったわけではないのに、痛みに寄り添うどころか足蹴にされたのは、耐えられないほどショックで「家族でも所詮は他人なんだな」と心底思ったほどです。
しかし、決してそうであってはいけない理想と現実とのギャップが、まるで主人公VSラスボスを想起させました。ま、ちょっとしたドラマみたいな感じですね。
なんだかんだで、それでも結局、家族という存在はありがたいし、宝物なんだとボクは思いたいのです。(思考の枠が広がり、ボクが出した結論です)少なくとも、この実体験が〝家族〟というテーマについて作品を通して語れると思います。
あなたもどうか、苦しくてつらいことも、小説や漫画のネタにしていく、しなやかさを持ってくださいね。次々に起きる災難も、ストーリーの貴重なネタとして受け止められるようになれば、きっと、いきいきとした面白い物語が描けるようになるかと思います。あなたの物語は、あなたの人生の一部なのですから。
なんーか、また偉そうなことを書いてしまい申し訳ないです。今年も、ちょびちょびブログを更新していきますので、楽しみに待っていてくださいね。(^_^)
あなたにとって素敵な作品を生み出せる一年となりますよう、心よりお祈りしてます。
ではまた、お会いしましょう!グッドラック!
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