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質のいいアイデアを浮かばせるコツ

2019年12月11日

自分でも、作品を作りたいと思っていても、質のいいアイデアが思い浮かばないと、創作することは難しいですよね。

アイデアというのは、基本的にインプットしないと出てきません。

ただ、とても大切なことは、

そのインプットの方法を誤れば雪だるま式になって、頭の中がカオス化します。

それは何とか避けたいものですよね。

問題は、何を見るか?ですが、

アニメ映画やマンガなどの他者作品の影響を受けたアイデアというのは、自分から湧き出てきたものではないので、やはり、飽きやすかったり、何か不足しているような感覚が残ったりします。

他作を見て、あなたが感動したシーンがあったとします。

その勢いにのって最初はうまくいくのですが、あとになればなるほど

「何かありがちだな」
「モチーフになったものと差別化できないな」と

不協和音ともいえる症状が出始め、自ら創作にブレーキをかけてしまいやすいのです。

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映画の一部分や感動場面を、切り盛りしてうまくアレンジしても、あなたのコアと融合させていく意味において、構造的に物語が作りづらくなっているかもしれません。そればかりか、あとあと迷ったり、悩んだり、つっかかたりするようになります。

何とか苦労をして作り終えても「何かがちがう・・・」としこりのようなものが残ってしまいます。

あなたはA型なのに、あわない血を輸血をするのと同じで、副作用の症状とよく似ているかもしれません。

自分にしか書けないオリジナル作を書きたいのでしたら、あくまで自分の身の丈にあったものでないと、なかなか続くことは難しいですし、本当の意味で創作を楽しめないと思うのですよ。

しつこいようですが、創作は自分探しでしたよね。

オリジナルティーを出すためにはやはり、身の周りで起こる出来事から本質を捉え、あなたがその本質を「然り!その通りだ!」と楽しみ、叫びたくなるような心境にいたってこそ、はじめてストーリーの根っこを張り巡らせることができます。

「これだ!」「いける!」と確信できたら、きっと本物でしょうし、難なくストーリーを描けるようになるでしょう。

結論を言えば、アイデアは他作品にはありません。情熱や燃えたぎるあなた自身の中にあるはずです。

世の中に流通されている作品は、プロデュースされた完成品ですので、音楽も動画も声も、すべてプロが大衆向けにプロモーションをされたものです。

作品が商業化された時点で原作者のオーガニックな想いは、離れていますし、映画監督もしくは他者の手によって、多くの人が感動するように作為的に仕組まれているわけです。

作家としてのあなたが、その流れの中にただ乗っかっていては自分のオリジナルというものは、見つけ出すことは難しくなるのではないかと。

五感から入る情報のうち、他者作品以外の情報にアンテナを張り巡らしてみてください。

例えば、山や海が好きでもいいですし、格闘技が好きでもいいです。

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映画を見る行為とは、完成品を一方方向に受け取るだけです。それだけではあなた自身の感性は育ちません。やがて流れていきます。

映画では質のよいアイデアは得られないということ申し上げてはいません。

自分から情報を取りにいく(インプット)行為を増やしましょう。ということです。
山が好きなら、登山をしにいくでもいいですし、格闘技が好きなら、格闘を習いにいくでもいいです。雨が好きなら、傘をささずにわざと雨に濡れてもいいのです。

「そんなことしていたら、描く時間がなくなりませんか?」

いえいえ。描く時間が長ければ、よいアイデアが浮かび、よい作品を描くがイコールとは限りませんよ。
質のいいアイデアは、自分が行動し物事を認識した時に「これだ!」と与えられてくると思います。

そのアイデアは、きっと、火のようにあなたの心に飛び込んできて、時間を忘れさせるほどの、すさまじい勢いで作品を完成させるでしょう。

つまり、ボクがいいたいことは、行動することで得られた知識、物事の本質を捉えることのできた認識が、ストーリーにしやすく、それこそが、生きたアイデアとなり、あなたにしか思い浮かばないのオリジナルのネタとなる!ということです。

今日もお付き合いいただきありがとうございました!

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