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世の流れと自分

2019年7月25日

本日は、オリジナルのアイデアについてお話しようと思います。

巷でパクる、パクられるという言葉がありますが、つまり他人のアイデアを盗み、自分のアイデアにすり替えることです。

もちろん、あなたはパクるなんてことはしないでしょう。ただ、他作品に似てしまったりすることはよくあることです。

知らぬ内に、世の流れに迎合してしまうこともよくあることです。

それ以前に今流行りだからといって、ポリシー(自分のオリジナル)、あるいはご自分のアイデンティティを手放してしまうのはもったいないです。

会社で例えてみれば、倒産寸前の社長が生き残るために、自ら積極的に合併を望むようなものです。(社員の潜在的な能力を引き出さず、魅力的なサービスがあるにも関わらずです)

あなたはせっかくモノが書けるわけですから、世の情報に流されず、あなたが実感したこと。苦労して物事を学んだこと。認識した確信部分(コア)で作品をつくることが大切にして欲しいと思います。

つまり、意気のよいネタ・アイデアは、あなたがアクション起こして得ることのできた知識です。そのネタを基に物語を構築しよう!とボクはおすすめしています。

それができれば創作はきっと楽しくなると思います。

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・・・・といっても、ピンとこないと思うんですよ。そもそも、生きた自分の情報と、世の中の情報を比べてみれば、量の差は圧倒的です。

自分の意志で得られた知恵 VS 外界情報

もうね。物量戦(出力)ではまったく太刀打ちできません。歯が立ちません。

自分の作品が完成するころには、時代遅れになっている可能性だってあります。

やっぱり、外界の情報は、自分を捻じ曲げてしまうほど強いですし、脳みそを掻き乱されてしまいます。しかも、どんどん新しい情報が更新されてますから、今後も膨大な情報に振り回され続けるかもしれません。

ボクは、ぶっちゃけ外界情報というのは、煽られるだけの有害な妨害電波(ジャミング)でさえ思えてきます。

超巨大な大海原で、創作しようと挑むこと自体普通ぢゃありませんよね。

ですから、何か作品を描きたい!と思った瞬間、完全に負けている状態からのスタートなんですよ。

それでも、あなたは面白くて、常識破りで、新しいものを生み出そう!と気合いをいれながらも、世の流れの情報に飲みこまれているのが、ほぼ実状だと言えるでしょう。

それを残念に思わないでください。

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世の流行は、よだれがでるほど華々しいですが永遠不変ではなくいつかは廃れていくものでしょう。目先のことをあれこれ取り入れても、創作意欲をつぶし兼ねません。

合併を繰り返す内に、何かが足りない・・・と思ってしまうんです。

ですからボクは創作しながら空しさを感じたことが何度もあります。

・・・でもですね。

この大きな流れの中で脱却!まではいかなくとも、自分専用のイカダくらいは創れると思います。

自分の意志という名の、オリジナルのイカダですね。

何故、その作品を描くのか?何故その作品を書きたくなったのか?

そんな羅針盤を立てて、自分はこれだ!これぞ自分だ!というアピールするリソースです。

あなたにも、ずっとあたため続けてきている熱い〝何か〟があるはずなんです。

もし、“ない”、“それが弱い”と言い切るなら、それは単に、世に流されてしまっているだけかもしれません。

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今はインターネットがあるので、その気になれば、膨大な情報が簡単に手に入るようになりました。

ですがその反面、それはちがう!これは自分だ!と断言できる強いマインドをもつ作家が少なくなったと思います。

だからこそボクはあなたにチャンスがあると思います。世の〝常識〟〝流行〟とはなんでしょう?

100万部突破!今売れてます!などというキャッチコピーで大体的に宣伝し、それを支持をする多数の声、つまり多数派によって、常識(一般という概念)がつくり出されていると思うのです。

でも、それは一時的なもので流れていってしまうのですが、量が多い方が今の常識になることを意味します。

新常識を作ろうとするなら、その流れに逆らって、考え続けあらがい続けることが作家の使命だとボクは思います。

創作の世界では、もともと〝常識〟という概念なんてありません。モラルは除いたとして、ほとんどのみんながYES!といっていることに対して、あなただけNO!といえるマインドがなければ、魅力ある主人公はつくれないと言っても言いすぎでないと思うんですよ。

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もちろん、世の中の情報は、生きて暮らしていくには必要ですが、あなたの世界観や舞台を創作する上で不必要なものは、多くあると思います。

あなたのアイデンティティを追求していくことに注視していけば、いずれ、自分なりの答えを見つけだせる可能性は高いです。

オリジナリティある主人公や作品像が見えてくるかもしれません。

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その生きた智慧とたった一つの答えをつかめたなら、是非、あなたの創作のモチベーションにつなげていってください!

わが国日本は、表現の自由も法律で保障され、命や金銭的なリスクも少なく、インターネットでいくらでも拡散できる環境が準備されていますからありがたいですよね。

あなたの創作を応援しています。

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