オープニングの見せ所
ストーリーの最高潮の見せどころとはクライマックスです。入口も見せ場の一つになる切り込み口です。
以前、お話したお化け屋敷は覚えていますか?
〝入口を簡単にして、出口の一歩手前で、ビックリさせる〟
入口(オープニング)は簡単にしないといけませんが、インパクトは与えないといけません。
この辺が、わかちょっと突っ込んでみますね。
さて。どうやってインパクトを与えていきましょうか?しかも簡単に。
入口をできるだけ簡単にして、見せどころを与えるというのは、どういうことかと言いますと、
①主人公が、誰かがはっきりしている
②舞台や設定がわかりやすい
はっきりしている主人公と、わかりやすい舞台、プラス、強いリミットを付加させることで、オープニングにおけるインパクトが与えられます。
リミットとは、
主人公が目的(②なぜ?)をもって歩みだす時、ハンデを与えたり、摩擦を起こさせることでしたよね?
つまり、主人公の道を阻む(人・モノ・事)ものをヘビーに厳しものが好ましいでしょう。
道を阻む状況を、主人公がどのようなアクションを起こして克服するのか?そのようなセントラルクエスチョンを表現しましょう。
その思い切った判断や行動こそ、キャラクターを映やすことができるのです。
オープニングは、
むかーし、むかーしあるところに・・と始まりますが、もっと強くするには、極端な話、崖っぷちからはじまってもいいんですよ。いきなり大ピンチです。
出だしから、強烈なインパクトを与えることができれば、読者は入りやすくなりますし、主人公に感情移入できるかもしれません。
オープニングの見せ所は、
シンプルでインパクトを与えることですので、そんなにコテコテのガチガチでなくても大丈夫。
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創作前の3つの決め事である、誰が?なぜ?どのように?の要約文があれば、どのようなオープニングにすればよいか見当はつきやすいです。
特に、②なぜ?(理由・目的)が決まっていれば、あとは、主人公の負の要素や、状況に合わせてリミットを描くことで、より良いオープニングに仕上げることができるでしょう。
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