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エレファントシンドローム

2019年8月18日

ゾウの写真

直訳すると〝ゾウの症候群〟です。

脳科学や心理学の分野でけっこう有名なんですけどね。

この言葉の由来はですね。

地面に杭を打ち、幼いゾウの足に鎖を巻き付けて行動に制限をつけます。

すると、活発で幼いゾウは、外へ一歩踏み出そうと何度も挑戦しつづけますが、鎖につながっているので鎖の長さ以上は一歩も踏み出せません。

そんなゾウが大人に成長してしまうと〝絶対に踏み出せない〟と思いこんでしまうんです。

飼育員が鎖をはずし野放しにしても、ゾウはその場から動こうとも踏みだそうともしません。

これが、エレファントシンドロームの大筋の意味です。心理学では学習性無力感と呼ばれています。

金魚の水槽も、器を大きくしても、同じようなエリアでしか泳げないという例えもあります。

つまり、

その気になれば〝できる〟のに、〝できない〟と自分で過小評価して思い込んでしまっている状態です。

「どうせ、何をやったって無理だろう・・・」という固定概念です。

あなたに、少しでも心あたりがあれば、そろそろ目覚める時かもしれませんよ?

作品づくりは、自分を〝信じる、信じない〟というのではなく、〝やるか、やらないか〟だけ。

アクションが必要な時かもしれませんね。

あなたには、何かを表現したり描く能力はあるのに、動いていないため、変化を感じられていないだけ。

動いて見れば、何かが見えてきて、だんだん見えてくると思います。〝動いても何も変わらない〟という情動記憶や、パラダイム(思考の枠組み)の中にいるので、起爆剤となるきっかけや、ジャンプするチャンス見逃して、何もしないままなのかもしれません。

勿体なくはありません?


名無しくん

いやいやいや。でもですね。自分はいろいろとワケありでして


名無しさん

動こうにも動けないんですよ。そういう事情をわかって言ってるんですか?


名無しくん

そうそう。今までも頑張ってきたけどやっぱり結果がでないのは怖いし、まぁむしろ今の自分でいたほうが楽だし

はい。あなたの気持ちはよくわかります。長い間おとなしくしてきたボクもそうですから。笑

でも、足下をよく見て下さい。鎖ははずれていますよ?

あなたは自由だし、どこにでも動けますよ。

今から以下の3つのことを意識してください。

・自分の足りなさだけにフォーカスしないこと
・自分の強みを、理解できている前向きな人と接する
・自分の才能を、多少は認めてあげる

アイデアの出どころを変えたり、大胆な行動をしてみるとか、思い切り発想を変えてみるんです。

ゆく先が穴ぼこだらけだったり、行き止まりかもしれません。でも動けば必ず情報がはいってくるんです。

行き止まりなら、迂回するための情報を探しましょう。

変化に怯えたり、不安だというのは、あなたの向かうべき方向(どんな作品か)が明確に定まっていないだけ。

〝自分オリジナル〟の情報をしっかりしぼりこんで整理すると、スタートダッシュしやすくなると思います。

確かに怖いですよ。だって長い間、見えない鎖に繋がれていたと思い込んでいたわけですから、急に動け!っつたってどこへいきゃーいんだよ!と怒りたくなるのも当然かもしれません。

でも、もしあなたの鎖はすでに外されている、と気がついたならそろそろ歩き出しましょう。

メンタルブロック(固定概念)をはずして、自分オリジナル作品を世に発信して読者と分かち合いたい!

そんなマインドになって楽しく創作しませんか?

今からでも大丈夫。気がついた時点がスタート地点です!

エレファントシンドロームという心理的拘束から脱して、自由に創作を楽しんでいただけたら幸いです。

あなたの創作を応援しています。

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