勢いがある内に描いた方がいい?

何かヒントをキャッチして、良いストーリーが浮かんで、そこから色々アイデアがひらめいて無我夢中になって、上昇し続けるのではないかと思いきや、嘘のようにモチベーションを失ってしまった。
そんなことが一度や二度ではなく、まるで波を打つかように、意気込んでは流され、思い通りに創作を進められないことはないですか?
表題を見て、この記事に関心を持ったあなたは、勢いがある内に出すことに、少しためらいを感じておられるかもしれませんね。
はい。挫折経験があれば、誰でも躊躇してしまうのも仕方がないかもしれません。
え?ボクですか?
もちろん!ボクもよくあることですよ。
この記事を書きあげることさえ、ほとんど勢いで書いていますから。
さて。〝勢いがある内に描く?描かない?・・・という問いに対してですが、ボクが思うにストーリーは勢いがある内に描いた方がいいです!
何故かと言いますと、あなたの創作(アウトプット)を人間関係で例えてみますと・・・
〝相手に伝えたいことを言い切っていない〟という人間関係かもしれませんね。
おそらく息詰まっているんですよ。おわかりでしょうか?
何か良いストーリーをイメージしているのに、普通の状態でさえ、自分の感情をうまく吐き出せない状況ですよ?
勢いがある内に吐き出せてないということは、物量的にも創作作品数が少ないということになります。
下手でも上手くても、作品はないよりかはあった方がよいと考えています。
頓挫してもいいから、とにかく吐き出す(アウトプット)ってすごく大事ですし、
やっぱり創作には勢いって欠かせないものなんです。
勢いがついて、描いていく内に、わからないことがあって本を読んで調べたくなったり、色々な話に興味をもったり、行動することで、自分に刺激を与えている状態を楽しむことが大切じゃないでしょうか?
吐き出すことに躊躇してたら、あなた自身が〝何を表現したいのか?〟を認知する機会が減っていくだけです。
勢いがあっても、なくても、どうせ悩んだり迷ったりします。大丈夫です!笑
え?「飯友さんは楽観的だからそんな風に言うんだ」ですって?
いやいや。創作は楽しんでナンボですよ。
勢いにのっている時はいいけど、どの辺が引き際を設定したらいいかわからない。
これが不安だからこそ、アウトプットを躊躇しちゃうこともありますよね?
関連記事:作品ボリュームはどれくらい?
そんな時、執着を捨ててボクはスパッと諦めます。
「そんなことをすれば、また黒歴史作品が出来てしまう・・」と重荷を感じるかもしれません。
大丈夫ですよ。
ボクは、ドン詰まりが3日〜1週間が続いた時くらいを引き際だと決めています。もし、迷っていたらあなたも見極める一つの目安にしてください。
また、ドン詰まりの原因として考えられるのは、表現題材が壮大なあまり長編に設定しているだけかもしれません。
その処理が追いつかない可能性も考えられます。
関連記事:短編と長編
もし、勢いで描くことに躊躇するのでしたら、今一度立ち止まって考え直すことも必要ではないかなと思います。
あるいは、今の自分の見合うジャンルの選択が間違えていたり、的外れですと、創作意欲の大きなダメージを受けやすいです。
物語には展開パターンもありますから、あなたのアウトプットの判断材料にしてくださいね。
関連記事:物語の展開パターン
勢いがないということは、人体で例えるなら血流が悪い状態です。
そのような状態が続けば、どんなに良いアイデアが浮かんだとしても判断力が鈍ります。
プロやアマ関係ないです。
脳が柔軟でなくなるので悪循環が続いていく可能性が高いのです。
「ここまで描いてきて諦めたらもったいないなぁ・・」という気持ちも分かりますが、ずっと滞っていては先に進むことへの勇気が衰退していくだけなんですよ。
ポンポンポーンっと、試しにフットワークは軽くしてみてください。
「負け癖がつくから諦め難いんだ!負けたくない!」と思うかもしれませんが、〝負けた〟のではなく、本当にあなたが表現したいことではなかったと言うことかもしれませんよ?
創作とは、あなたが本当に表現したいことを〝探す〟ことです。
間違えたっていいじゃないですか。
違っていれば、また探すまでですよ。
本当に表現したいことに出会うまでは、ひたすらアウトプットです。
多くの作家さんも、本当の自分と出会うまで、創作しながら探し続けています。
それも一つの楽しみとして捉えていただけたら嬉しいです。
だから、勢いがある内に描いた方がよい!とボクは思います。
あなたが、誰よりも非出て、素晴らしい作品が生み出せるよう応援してます。
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