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間を置く習慣

2019年8月4日

いつも創作お疲れ様です。

以前、ご紹介しました複眼と単眼を意識したら、

次に、間を置くトレーニングです。

このトレーニングは難易度が高く、かなり重要です。

クリエイターとして持つべきスキルだと思います。

なぜかと申し上げますと早く!気持ちよくやりたい!をあえて拒否して、
自らストップをさせるので、単純に辛いです。

早く、すぐにとりかれるというのは行動力のある証しで、あなたの長所です。

ですが、すぐに着手すると混乱し迷いやすいので、「ちょっとまった!」をかけるんです。

日頃から、このようなのトレーニングをしていれば、かなり有効です。

つまるところ、創作に没頭するモードは単眼的思考(主観)の状態です。

単眼的思考は、0から1へ変える力ですし、ゼロから勢いよく生み出ことができます。

ただし、ここはこうして、ここまできたらこのように展開させて・・などの創作工程管理は、複眼的思考(客観)でみることをおすすめしています。

よくありがちな失敗例は、
単眼思考でスケジュールや工程管理をしようとすると、物理的に無茶な計画でも、つい勢いでやってしまう!とするので、うまくいかなかった時にパニックを起こしやすいんです。

何となくご理解していただけるでしょうか?

つまり、単眼(主観的)思考から、複眼(客観的)思考へシフトさせるトレーニングをしていきましょう!

思考をモードチェンジさせる訓練をしていると、ストーリー創作がスムーズになります。


名無しくん

いやいや。勢いに乗っているのに冷静さを保つ、なんて器用なマネできません!

ですよね?はい。ごもっともです。

ですが、このトレーニングを積むことで、あなたのパワーを数十倍に引き上げられます。
勿論、すぐにはできないかもしれませんが、コツコツとトレーニングを積んでいきさえすれば。

例えていうなら、

悟空がスーパーサイヤ人になる条件を思い出してみてください。強烈な怒りが原動力ですが、冷静でいられることで強力なパワーを生み出してます。

同じく単眼でありつつ、複眼で見れるようになれば、優先順位が解りやすくなるんですよ。

優先順位って耳がいたい言葉ですね。はい。ボクも大の苦手です。
よく優先順位をまちがえて、生産性を落としてたりします。

でも、ハイな状態のまま、優先順位がつけられるほど強力なものはないと思いませんか?

もう最強です!

ストーリーの構造上、どのキャラを先に登場させればよいか?あるいは、どれを目立たせたら読者が解りやすくなるかが、見えてくるはずです。あとは勢いだけ!

その創作作業は、いわばアーティスト思考と、クリエイター思考が、見事に合体していることなんです。

これは創作に限らず、あなたの生活舞台においても、かなり役だつと思います。

もう一度、申し上げますと、
きっとこれだあああああ!これは面白いいいいい!きっとイケるぞおおおおお!いいアイデアだああああああああ!と勢いは必要ですが、いったんは立ち止まれるブレーキ「ちょっとまった!」の力を身につけることです。

〝私は不器用だ〟なんて思わないでください。誰がやっても難しいんですから。
少しずつ、意識していけばいいんですよ。

このように創作において見落としがちな間を置くというプロセスはとても大切で欠かせないものです。

ストーリーの作り方上、おそらく最も難しいプロセスかもしれません。

最も難しいプロセスだからこそマスターすれば、計り知れないほど大きなパワーを発揮しますし、創作がもっと楽しめるようになると思います。

是非〝間を置く〟習慣を身につけて創作を楽しんで下さいね!

あなたの創作を応援しています。

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