ストーリーメッセージの大切さ
何か物足りない。しっくりこない、というより心に響かない。物語を書きながらよくわからないけど、とにかく納得がいかなくてモヤモヤする。今日は、そのモヤモヤの正体について突っ込んだ根っこの部分をお話しをしていきますね。
物語に物 ...
着想で迷った時にする事(進行中)
あなたが今、創作中の作品についてお話します。
主人公には目的があり、創作前の3つの決め事の中の③どのように?という、結果と結末に向かって、物語が組まれているはずです。
あなたの、その突発的で奇抜な着想が、
オープニングの作り方
オープニング作りは、絵コンテを書くような感じで、一つ一つのシーンを描写して、読者が自然に話について来れるか?がポイントです。
具体的には
①キャラクターの動機が分かるように描く
②キャラクターが、葛藤、 ...
ストーリーのパーツとパート
いつも創作お疲れ様です。
以前、ストーリーの分割で概要をお伝えしましたが、もう少し、具体的に物語づくりのコツについて触れていきますね。
コツというのは、パーツ(節)と、パート(章)の違いを明確にすることで、物語 ...
キャラクターの劣化現象にご注意
無駄なトラウマ、無駄な性格、無駄な能力・・・キャラにインパクトを与えたいがために、どんどん設定を不自然につぎ込んでしまう。中国の故事〝蛇足〟にありますようにキャラの本来の価値を失ってないでしょうか?
ボクは、これをキャラク ...
トラップ・シチュエーションの作り方
トラップ・シチュエーションとは、
主人公の目的(ゴール)に向かう過程で起きた出来事、あるいは問題にさらされた状況、落とし穴にはまることを意味します。
トラップ=罠
+
シチュエーション=事態 ...
ストーリーの伏線
伏線とは終盤のどんでん返しで、つじつまが合うように、物語の節々にある場面(シーン)のことです。
「伏線を貼る」ってよく聞いたことがあるかと思いますが、具体的にどのように伏線を貼りますか?
アイデア出しは非論理的に!アイデアまとめは論理的に!
物語のアイデアが思い浮かばない、何を書いていいかわからない時、いつもどうされてますか?
思い浮かぶまで待ちますか?
いえいえ。時間がもったいないです。笑
何もしないより、何でもいいから単語一つでも書 ...
脇役キャラクターをうまく使いこなす
脇役とは雑魚キャラとも呼べます。
はい。雑魚という言葉は、ちょっと敵意を感じさせてしまいますので、エキストラ役とも呼べます。
主人公の目的と関係するキャラなら、サブキャラですが
どんでん返し
〝物語はどんでん返し〟から作りなさいとよく教えられてきました。
はじめに断っておきますが、どんでん返しというのは、クライマックスとは別ですよ。
どんでん返しは、クライマックスの一部分です。
クライマ ...
あくの強いキャラはインパクトがある
以前、強い主人公の作り方でご紹介しましたように、あなたの生き方や考え方、あるいは生きる術や哲学があれば、決め台詞は、たやすく思い浮かびます、と申し上げました。
つまり、強い主人公とは
①あなたが独創性の高い哲学 ...
物語をどうまとめたらよいか、わからなくなった時
今、あなたが制作途中のストーリーをまとめられない箇所というのは、ファイナルステージではないでしょうか?(ボクの憶測ですが、間違ってい
出発点はあなた自身
ボクはこれまで、ストーリー作りやアイデアの本質と、オリジナリティーを出すための一つの方法を紹介させていただきました。
何度でも繰り返し申し上げます。
①誰? ②何故? ③どのように。
小説でも漫画で ...
AI時代に生き残る作家とは②
AI作家が人間の創造性を超えられない理由の一つとして・・・AIという実態が、個人の芸術的創造やセンスでなく、統計データであり人間のような意志は存在しないということを、前回で解説させていただきました。
関連記事:AI時代に生 ...
作っていけない主人公
どうしたら、魅力的な主人公が描けるのか?すごく悩みますよね。書いている途中で「あれ?」ってなってしまいます。
やっぱり物語の中心は主人公だ!とわかっていながら、なかなか良い感じの主人公が作れない。描けない!表現できない!
恐怖の公式
ホラーは怖い!・・・と思うけど、ちょっぴり見たい気がする。
怖かったら見なければいいのに、何故か見たくなる。
「怖いから見ない方がいい」
「怖いから見てはいけない」
と言われるほど見たくなっ ...
作風は無難な路線でいいの?
世の中にはいろいろな作品がありますよね。
血みどろでギトギトしたもの、思わず目を背けてしまうような残虐シーン、例えば猟奇殺人とかエログロなど。
インパクトがあって注目されるじゃないですか。
まぁ、個 ...
舞台設定の3つのポイント
作り手として舞台設定をまとめていく上で、以下の3つがポイントになると思います。
①この世界で何が起こっているのか(起きようとしているのか)
②この世界で誰がどのように解決していくのか
③解決するためにどのよ ...
主義&ニズムというバイアス
作品には、良くも悪くも、メッセージがこめられ、そのメッセージの中には、あなたのコアな考え方や思考そのものが存在しているはずです。
例えば、
あなたは理想主義か?
それとも現実主義か?
・・・と質問さ ...
感情表現について
キャラクターの感情表現が豊かであれば、読者を笑わせたり、泣かせたり、魅了させたりできます。
台詞ではなく感情です。
今回は、キャラクターのリアクション(感情の動き)について洞察したいと思います。
台 ...
ターニングポイント(転機)
今日は、ストーリー作りで役立つ場面展開、ターニングポイント(転機)について紹介します。
平たくいうと、ストーリーで言えば分岐点であり、キャラでいえば転機です。
終着点と言える終わりでもあり、出発点とも言える始ま ...
物語の展開パターン
ストーリー作りやアイデアを出している中で、よく「ありがちだな」って思ってしまいませんか?
今日は、物語に付加して良いパターンと、最後に、個人的にNGだと思うパターンについて綴っていきたいと思います。
さて。〝あ ...
オズボーンの発想法
ストーリー作りや、場面の展開のアイデアを考える時に「こーしたら、あれがダメになる、あーすればおかしいし・・・」と色々と苦心されてませんか?
ボクも、ストーリーや物語の展開のアイデアが枯渇している時があります。
...
オープニングは、読者とのファーストコンタクト
本日は、オープニングで意識することについてご紹介します。
ストーリーのオープニング作りも、人間関係の初対面も同じだというのがボクの見解なんです。
もし、あなたが男性(女性)だった場合・・・・
ある女 ...
キャラの印象的な台詞を考える
ストーリーの醍醐味といえるクライマックスで、主人公に、かっこよくてしびれる決め台詞を言わせるには?
言霊を宿すんですよ。あなたが感じていることをありのままに。
何が流行で、とってつけたような言葉でなく、あなたの ...
シチュエーションとパターンの違い
新しい作品を作る時って、プロットのアイデアを出していくじゃないですか。
プロットのアイデア出しで苦戦するのは、ひらめいた場面(シーン)が、シチュエーションなのか?あるいは、パターンなのか整理されていない時によく混乱が起こっ ...
人間観察とストーリー
今回は、人間観察についてお話したいと思います。
ストーリーとは作り話です。あなたのアイデアです。つまり仮想の人物が登場する架空のお話ですよね。
架空のものですが、実際にありそうで、あり得りえるお話だったりり、起 ...
2つのラスボス
いつも創作お疲れ様です。
本日は、ラスボスとは?に続いて、ストーリー作りで重要なファクターとなる、ラスボスについてお話ししたいと思います。
ラスボスとは何かというと、あなたの自由意志を否定し、対極にあたるライバ ...
キャラの価値観の描き方
キャラの価値観なんで、描いてみないとわからないですよね?
はい。ボクもそうです。
最初のキャラ設定で、価値観を決めてみた方がよいのか?シナリオを描いていくなかで価値観を決めた方がよいのか?
作家さんによ ...
着想のコツ(その2)
前回、着想のコツ(その1)の続編ですが、アイデアの出し方は、あなたが、普段から興味があること、関心事のキーワード(複数の要素)を融合して、ネタを引き出すということでした。
やはり、着想して終わりではなく、それをいかに物語へ ...